ストーリー部分は緩めの難易度で大人数による数の暴力ダンジョン踏破!現状だと不満点もいくつか!不思議の幻想郷ロータスラビリンス ファーストインプレッション
ついに発売!
シリーズ最新作、不思議の幻想郷ロータスラビリンス!
東方projectの二次創作ゲームだが、
前作のTODRを遊んで出来の良さに驚かされたため、
今作も期待して予約ダウンロード購入して待ってたよ!
この記事はファーストインプレッション記事なので、
あまり深い内容は期待しないでください。ちょっとネタバレもあるかも。
プレイ状況は早苗ルート、天子ルート、両方クリア。
仲間になるキャラはストーリーの範囲で全員仲間にしている。
ラスボスに関係した2人も仲間になっている。DLCは購入済み。
この記事は発売日当初に書いたもので、パッチアップデートにより
今とは変わっている内容もあります。ご了承を。
ストーリーは、電脳空間に入れる謎の機械が見つかったから これで遊ぼう!
というもの。謎の機械でも、そういうのを全部ブン投げて任せられる
エンジニアポジションの人が居るので大丈夫。
後ほど大丈夫じゃないことになるんだけど。
操作できるキャラは早苗さんか天子の2人から片方を選ぶ。
そのキャラを主人公としてストーリーを進めていくのだが、
ある程度進めるとルートチェンジとして もう片方のキャラも使えるようになる。
なお、仲間にできるキャラもルートによって異なるが、
ルートチェンジで仲間にできるので安心しよう。
まだ全ての仲間キャラを確認していないので、
好きなキャラが仲間になるかどうかまでは わしにもわからん・・・。
プレイアブルキャラが増えるかどうかも わしにはわからん・・・。
布都は使えるんだろうか・・・。優曇華院もプレイアブルとしては使えるんだろうか・・・。
ゲームジャンルはローグライクRPG。
トルネコの大冒険や風来のシレンといえば伝わる人は多いか。
ダンジョンから脱出するとレベルが1になるのもそのまま。
なお、メインストーリーに関わるダンジョンは持ち込み自由だが、
ダンジョン内でやられてもダンジョンへ入る前に戻されるだけなので
全部アイテムをロストすることはない。
持ち込み禁止・仲間も連れ込み禁止のダンジョンも早くから遊べる。
独自システムの1つとして、まずは大量に連れ込める仲間だろうか。
画面左上は操作しているキャラのHPやらのインターフェースだが、
画面右側も見て欲しい。多数のキャラの顔アイコンとHPゲージが見える。
あれが全部仲間キャラだ。控えに居るとかではなく、
全員ゾロゾロと連れ歩いてダンジョンを探索できるのだ。
30人以上の仲間キャラがいるので、好きなキャラを連れ歩こう。
属性相性はあるものの、ステータスは仲間全員一緒。
育成方面では物足りなく感じるかもしれないが、
一度に20人以上も連れ歩けるので管理の負担軽減なのだろう。
側についてきてほしい・敵を見かけたら積極的に戦闘・単体で探索。
この3つの命令を個別設定、全体まとめて設定もできる。
大雑把な設定しかできないが、罠などは避けて通る・・・
というか踏んでも発動しないし、基本的な行動は完全に集約できている。
仲間は戦闘中、スキルを使ってくれるが
それは事前に装備させておくことで
他のキャラのスキルを使わせたり、あえて外すことで
強力な敵(主に幽香)への巻き添え攻撃をやめさせたりできる。
仲間にする条件はキャラ出てくるダンジョンで
画面下のほうにアイコンを合わせると条件が出てくる。
普通にダンジョン内を歩いているのを話すだけなのもあれば、
イベントがあるので それをこなして欲しいというもの、
食べ物系アイテムを使った回数が規定数以上だと出てくる、
といった変わり種な条件も。
装備品は鍛冶などで強化も行えるがレベルが設定されていて、
敵を倒すことで一緒に経験値が入っていき、
溜まると装備レベルが上がって性能が上がる。
一定以上のレベルになると変化して特性が追加されたりする。
つまり、弱い武器でも育てることで強くなっていく。
後ほど強い武器が出てきても手に入れたばかりはレベルが低い。
なので、それまで育てていた武器を合成することで
経験値を受け継がせ、一気に育てることも可能。
なお、武器・防具・アクセサリーは
それぞれ10個まで まとめて装備が可能。
もちろん特殊効果や耐性などは全部乗る。
攻撃力と防御力だけは仲間キャラにも乗る。
強すぎるように思われるが、ストーリー部分は
これぐらいゴージャスに緩く遊んでほしいということだろう。
ボスキャラも不思議の幻想郷TODRよりかは弱くなっている。
他のローグライクRPGでは飛び道具として
矢を拾って射ることで遠距離攻撃が可能となっているが、
不思議の幻想郷シリーズではPマークのアイテムを拾うことで
弾幕ポイントを回復し、弾幕と呼ばれる1キャラ4つの能力を使い分ける仕組み。
普通に単発の飛び道具を撃つものもあれば、
複数の方向へ放ったり、回復技があったりもする。
弾幕は切り替えることで有効範囲が見られるようになった。
これまでは実際に使わないと わからなかったから、本当にありがたい・・・!
不思議の幻想郷TODRの天子は六震が使いづらかったんだよ・・・!
ダンジョンを大人数で暴れまわる感覚は爽快で楽しい。
ターン数が回ってくるのが遅そう・・・とおもわれそうだが、
プレイヤーキャラ→仲間→敵
と、プレイヤー以外は一括で同時行動するように
ターン処理してテンポを良くしている。
仲間キャラが複数人スキルを使うと分割カットインで盛り上げてくれる。
カットイン気合い入ってる #不思議の幻想郷ロータスラビリンス #東方Project #NintendoSwitch pic.twitter.com/oqZyzoCNn4
— ボンテリP (@CooRoot) 2019年7月17日
プレイアブルキャラのカットインはアニメーションする。
これまでは1枚絵だったので、演出面でも大きく強化。
気になる点と言えば、ストーリー序盤で天子ルートでストーリーを遊ぶ時、
シナリオ上、ある流れで早苗が天子に競争で負けた流れなのに
直後の会話では天子に勝ったことになってる。
これは早苗の流れを使いまわしているからなのか、単純にバグなのか・・・。
フラグミスらしきものといえば、拠点にある香霖堂で買い物をした時、
ちゃんと買い物をしても「お気に召さなかったみたいだね」
などと買わずに店メニューを閉じたかのようなことを言われる。
ダンジョン内には赤とんぼが飛んでいたりと
風景に沿ったものが背景に彩られているのだが、
この気球に限っては完全にキャラを遮ってしまっている。
大人数のパーティシステムを大きなシステム改変で導入したからか、
たまに仲間が動かなくなったりしてしまう時も。
編成し直した仲間はスキルが外れているので、
人数が人数なので再セットしなおすのも面倒。
仲間の好感度もどう作用しているのか不明。スキル発動率・・・?
そして斜め移動のしづらさ。
ローグライクRPGでは斜め移動が大事なのだが、
Rボタンで斜め移動のみできる移動モードにならない。
押し続けている間、その場で向きを変えられるボタンを
素早く二度押しすると斜め移動モードになる。
この操作はゲーム内チュートリアルには書いてあっても
ゲーム内マニュアルには書いていない。
なので、基本システムや操作は前作と変わらないだろうと思って
チュートリアルをカットしたら、斜め移動のやり方がわからなかった。
ますますPが偶然発見してくれなければ どうなっていたか・・・。
メインストーリーは4~5時間で終わるほどの短さなのはともかく、
クリア後の追加ダンジョンが全然見当たらない。
この古井戸はいわゆる もっと不思議とかフェイの最終問題ポジションだが、
ストーリークリアする前から追加されるので
純粋にクリア後ダンジョンかと言われると首をかしげるが、
ダンジョンそのものとしては悪くない。
だが、特殊ルール的なダンジョンが全然見当たらない。
属性相性に関係するダンジョンはあるが、それぐらい。
それもクリア前から遊べるので、
クリア後に追加されるダンジョンが全然見当たらない。
たぶん何かしらの条件を満たしていないだけ・・・だよね?
不思議の幻想郷TODRは不思議の幻想郷3に数本のアペンドやらDLCやらで
約5年もの積み重ねで生まれたものなので、
同等の質を求めるには流石に厳しいものがあるのだが、
現状だと ちょっとばかしボリューム的には寂しいかな。
作りは決して悪いわけではないし、
公式もアップデートを予定しているので色々と追加されると思われるが、
現時点だとゲームそのものの出来だと不思議の幻想郷TODRがいいかな。
紫苑など、ロータスラビリンスで追加されたキャラ目当てならアリかな。
プレイアブルキャラも・・・増えるんですかね・・・?