ひまつぶし

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全ておならと課金で解決するデウス・エクス・マキナ! かいけつゾロリの物語を勝手に終わらせるしおりセット

急な気まぐれで漫画以外の本でも読んでみようと思ったが
しおりをどこへやったかわからなくなってしまい、
何気なくネットを彷徨って見つけた
この『かいけつゾロリの物語を勝手に終わらせるしおりセット』を購入。
しおり3枚1組、ポプラ社公式通販サイトでも660円とお手頃価格。

 

 

かいけつゾロリの物語を勝手に終わらせるとはどういうことなのか?
それは初代風来のシレンの小説版こと、
風来のシレン 黄金今日アムテカに舞う花で簡単に使ってみよう。

 

 

まず、シレンとコッパが こばみ谷にやってきた冒頭のシーン。
ゲームによる映像とは異なる小説ならではの文章で魅せてくれている。

 

 

ここで しおりを挿入。
こばみ谷に向かって宿場へと向かうところで
イシシとノシシが急に かいけつゾロリの絵本を宣伝する流れになってしまった。
かいけつゾロリシリーズ、こいつぁ読むっきゃないぜ!


でも、ゾロリってもともとは ほうれんそうマンシリーズの悪役だったけど
そっちが先に終わってゾロリのほうが息の長い作品になったな!!
なお、ほうれんそうマンシリーズでは悪役だったが
そちらと かいけつゾロリが同一人物であるという設定は無い。

 

 

こちらはガイバラ先生の新作の壺を待ち望んでいる
山頂の町の人と飯を食いながら話しているシーン。

 

 

そこでこのブルル社長のしおりを差し込むと
急に課金制の小説へと早変わり!!
かいけつゾロリ、現代に適応しすぎた結果
こんな恐ろしい しおりまで生み出してしまった。
そして、ゾロリが使っているということは
子供にまで課金制という言葉が広がっているという
別の意味で恐ろしい事実も伝わってしまった。
これがブルル社長の恐ろしいところなんですよ。

 

 

風来のシレン最後の敵といえば魔蝕虫。
ガチで闘うと手ごわい敵で、それは小説版でも変わらない。
座頭ケチが本気で死にかけたシリアスな戦闘だが、
ここで かいけつゾロリのしおりを挿入してみよう。

 

 

すると、ソードマスターヤマトとは比較にならない唐突さで
全ての伏線を投げ捨て、かいけつゾロリたちが全部終わらせてしまう
デウス・エクス・マキナのような存在となってしまう。
これほどファミコンむかしばなしのような最後の一文も味わい深い。
使い道は ただのしおりに過ぎないのだが、
ちょっとした子供心のある お茶目さを取り入れた
素晴らしいキャラクターグッズの1つと言える。


皆さんもこのしおりを使ってホラー小説もおならで解決!
架空の低評価ゲームレビューを勝手に課金制の小説にしてしまったりと、
自分なりに色んな本と しおりで遊んでしまおう!