吹っ飛ばしとカウンターの応酬!拾いコンボで格ゲー入門にも やりこみにも!けもフレふぁいと!
けものフレンズ2の放送が終わったので、
どさくさに紛れて『けもフレふぁいと!』の紹介。
今を逃すと普通に忘れそうなので。
ちなみに、想像の通り同人ゲーム。元々の値段は1620円。
作っているサークルは『StudioS』。THE淫夢OF FIGHTERSを作ったところでもある。
なんだこの汚い格闘ゲームは・・・たまげたなぁ・・・。
しかもRTA動画まであるとか、これもうわかんねえな。
だが けもフレふぁいとは汚いゲームではないので安心してほしい。
パッケージ版は とらのあな、メロンブックス、DMMで購入可能。
ダウンロード版はDLsiteとDMMで購入可能。自分はDLsiteで買った。
使えるキャラは左からサーバル、かばん、トキ、ツチノコ、
アライさん、ライオン、ヘラジカ、ハシビロコウ、コノハ博士の9キャラ。
なお、2018年の8月10日に発売した
『けもフレふぁいと!おかわり』では16人に増えているので
今手を出すなら間違いなく こっち。根本的なシステムは同じ。
ジャンルは格闘ゲーム。
威力は小さいが隙も少ない弱攻撃と吹っ飛ばす強攻撃の2ボタンに加え、
スキルボタン1つで必殺技を出すことが可能。
必殺技はボタン単体だと飛び道具や その場で攻撃するタイプ、
前を入れながらだとリーチが長いか突進技、下は無敵技、後ろは投げ技と
ある程度 共通している面もあるので覚えやすい。
ちなみに別ボタンだが超必殺技も1ボタンで出せる。
『の』が連なっているのが最大になると超必殺技が使用可能。
その下にある緑色の3本のスキルゲージは必殺技を使うと1つ減る。
吹っ飛ばし攻撃、体力の減少、時間経過、パワー溜めなどで増えていく。
一番の特徴は簡単な吹っ飛ばしコンボ。
弱攻撃は3回まで繋がるが、3回目が当たるときに
吹っ飛ばしたい方向のキーを入れておくと その方向へ吹っ飛ばし、
自動的に追尾する。空中へも吹っ飛ばせる。
そこからまたコンボへ移行して また吹っ飛ばして・・・と、攻めを継続できる。
だが、「それだと無限にコンボが出来てしまうのでは?」
となりそうだが、そうはいかない。カウンターシステムがあるからだ。
吹っ飛ばされる方向と逆に方向キーを入れておくとカウンターが成立。
逆に吹っ飛ばし攻撃を繰り出して攻めの関係が逆転、コンボへと移行する。
コンボに入れば吹っ飛ばした時に自動追尾もするので単純にして爽快。
が、カウンターで吹っ飛ばし攻撃を出すということは・・・?
そう、それに対してもカウンターが行える。このカウンター合戦が熱い。
カウンターの入力は方向キーを入れっぱなしでも大丈夫と楽だし、
相手の吹っ飛ばす方向を読んでカウンター!カウンター!が入るのは
テニスゲームで熱いラリーの応酬をしているかのようだ。
超必殺技に必要な『の』ゲージを全部消費することで
相手のコンボから強制脱出も出来るので、ピンチの時は惜しまずに。
このゲームは空中ガードありだが、吹っ飛ばし攻撃は空中ガード不可。
しかも めくりがやりやすいゲームなので
ガードで固まっていたら めくりや投げ技を狙う、
空中ガードばかり使う相手なら吹っ飛ばし攻撃・・・
というのを読んでカウンターをしてくるかもしれない。
必殺技で揺さぶりをかけるのも面白い。スキルゲージを消費して
ガードキャンセルからダッシュや吹っ飛ばしもあるので
攻撃手段も巻き返し手段も豊富。
「カウンターの応酬だと運ゲーになるのでは?」
とも思われそうだが、吹っ飛ばし攻撃を行わずに体力を奪う手段もある。
通常技から必殺技や通常よりも素早く移動できるスーパージャンプもあるので
これらを駆使して弱攻撃から前進技から弱攻撃に繋ぎ、
スーパージャンプで追撃するという
アークシステムワークスの格ゲーみたいなコンボも可能。
スキルゲージを消費する必殺技を挟まないとコンボできないので
必殺技を織り交ぜたコンボは どんなに長くても技3回分まで。
外部ツールのLilithPortを使用することでネット対戦も可能なので、
付き合ってくれる知り合いがいればネット対戦も熱い。
何気に全キャラボイスありだが、
アニメから拾ってるとかではなく しっかり声優さんを雇って録音したもの。
アニメと同じ人ではないが、やたらと声が似ているので驚く。
かばんちゃんの当身で「食べないでください~」と喋るものもあるが、
相手がサーバルちゃんだと「食べないよ!」と返す細かいネタも。
やりこんで拾いコンボをやるもよし、気軽にカウンター合戦をするもよし。
気軽にも奥深くも遊べる良作の格闘ゲーム。
出来は文句無しにいいのでオススメ。
体験版もあるので、そちらから先に触るのもアリ。