機動戦士ガンダムAGEの世界観に浸れないアイテム!エイジデバイス
2011年、機動戦士ガンダムAGEが放送された当時に発売された玩具、
エイジデバイスを知っている人はいるだろうか。
これは当時稼働していたゲイジングバトルと連動させる玩具だ。
・・・と聞くと夢は広がるが、実際は夢のないシロモノで
戦績をセーブするメモリーカード的な使い方をするぐらい。
なんで今さらになってと思われるが、掃除したら出てきたので、つい・・・。
おまけに、発売当時の時点でデジモンなどが
フルカラーで出ていたのにエイジデバイスはモノクロで
ゲームもデバイス単体でとりあえず遊べますよと7種類入っている程度。
ゲームも収録されているとは言ったが、
シチュエーションが全くわからないものも混じっている。
コロニーを守るシューティングゲームはともかくとしても、
制限時間内にボタンを連打してガンダムを発進させる
エネルギーを補充するミニゲームって、AGE-1は こうして手動で
地道に補充しているのかと思うとプレイしてて切なくなってしまう。
AGEシステムにドッズライフルを作るよりも
ガンダムの充電器を作って欲しくなる。
順番に表示されたコマンドを入力する才能のめざめをプレイしても、
何の才能に目覚めるかは わからない。
少なくともXラウンダーにはなれそうにない。
問題の数も少ないので、記憶力を鍛えられそうにもない。
ウェポン・シャッフルとか大事な武器を
シャッフルゲームしてないで普通に渡せや!
ゲーム画面も こんな感じなので、何が起きているのか わかりにくい。
少なくとも、このグラフィックで、しかも2色カラーで
ガンダムAGEの世界観を僅かでも描けているとは思えない。
時計機能もついているのでシャレオツなデジタル時計として使えなくもないが
ゲイジングバトルが終了している今になって
このデバイスを買う必要性は全くない。ガンダムAGEが好きだったり、
自分のようにノスタルジックに浸りたい人間だけだ。
しかし、デバイスを手放す気になれないのは
こうした電子ゲームが好きなのもある・・・ゲーム自体がシンプルだったり
シチュエーションが謎過ぎても、手放すほど嫌いにはなれない魅力がある。