ひまつぶし

ひまつぶしに書いているブログです。

掴む!投げる!音を奏でて敵を倒すハートフルなゴリラアクション! Ape Out

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ニンテンドースイッチにて1500円で
ダウンロード販売中のAPE OUTを紹介!
スイッチ版が先行販売で、今はsteamでも1480円で購入できる。

 

 

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翻訳はされているが、ストーリーなどの説明は無い。

ゲームスタート時に わかることを言うなら、

プレイヤーはゴリラであることと、檻に閉じ込められていること。

そして、檻から脱獄して自由を目指すこと。

 

 

 

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ゲームに出てくるメッセージは、画像を見ての通り
床などに書かれている最低限の操作説明やステージ名ぐらい。
この文章表現は ただ文字が書かれているだけなのに
実際にプレイすると格好良く見えてくるし、
これ以上の表現が思い浮かばない不思議な印象。

 

 

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ゲームの目的は簡単。画面左端から始まったら右端へ、
右端から始まったら左端へ向かうだけの俯瞰視点アクションゲーム。
敵は銃か重火器を持った人間のみ。
ステージによっては上と下の2エリア分割もあったりするが
ゲーム的には1本道。ゴールが2つあったりはしない。

 

 

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覚える操作は少なく、シンプルな作り。
左スティックで移動、右スティックは向きだけ変える。
ZLで敵を掴む、ZRで突き飛ばす。壁や敵同士をぶつければ倒せる。
掴んだ相手はZRで投げ飛ばせるが、
1回だけ掴んだ人間の持っている銃や重火器を使用可能。

 

 

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プレイヤーキャラのゴリラは近接攻撃しかできないため、
この掴みからの投げで敵同士をぶつける1発きりの飛び道具にしたり、
銃や重火器を使わせての遠距離攻撃、掴んだ人間を盾にしたりと、
アクションとしてはシンプルでも複数の行動を兼ねている。
高層ビルステージもあるが、そこだと外へ投げ飛ばすことでも倒せるぞ。
狭い通路に誘き寄せ、投げ飛ばしてボウリングのように まとめて倒す芸当も。
ドアを引きちぎって盾替わり、投げることで飛び道具にするギミックもある。

 

 

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ゴリラはライフが3あって、2回までならダメージを受けても平気。
残りライフ量は画面に表示されないが、出血量で判断できる。
回復アイテムは一切なく、ステージクリアまでは回復しないので注意して進もう。

 

 

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注意すべきことといえば、視界の概念があるので
俯瞰視点だと画面内なら どこまでも見通せるわけではなく、
ゴリラから見て視線が通るところにしか敵や地形が描写されない。
それは敵も同じなので、チラッと姿を見せて隠れ、
向こうからノコノコやってきたところをぶっ飛ばす戦法もある。

 

 

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しかし目的は あくまでもゴールへ向かうこと。
敵の数は多めなので戦闘は避けられないが、
全滅させる必要はないし全ての敵が飛び道具を持っているので
まともに全部相手していては体力が持たない。
相手にするべき敵を見計らおう。

 

 

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マップ表示機能はないが、やられた時に全体マップ出て
どこまできたかわかるようにはなっている。
ほぼ全てのステージは入り組んでいるが、
入り組んでいるということは それだけ敵の視界に穴があることでもある。

 

 

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飛び道具を持っている敵しかいないのに
近接のみじゃ相手にするの大変じゃないのか?と思われそうだけど、
全ての敵は発射してくるまで1~2テンポ遅いようにできている。
だからよっぽどのことがなければ突っ込んで掴んだり投げ飛ばせる。

 

 

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逃げるのも手かもしれないが、
ショットガンであろうと やたら長距離まで飛んできたり
敵の照準制度が高いので逃げ切るのは難しい。
火炎放射器を使ってくる敵は例外で走り切るだけで逃げられる。
ステルスで進むのも安全な手段だが、
突撃から力で解決もできるゴリラライクな思考も安全な手段になっているのだ。

 

 

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ここまでのスクリーンショットを見ると
グロいゲームに思われるが、描写的に出血量は多い方ではある。
が、全編シルエット描写なのでグロさは やや薄まってはいるかな。

 

 

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このゲーム最大の特徴は、やはり画面やサウンドといった演出面だろうか。
画面に点々と入ってくる文字効果に それを入れてくるタイミング、
ジャズドラムのBGMに対し、敵を倒すことでシンバルやドラム音が鳴り、
ただ敵を倒しているだけなのにジャズセッションをしているような感覚に陥る。
このインタラクティブサウンド演出に心を震わせながら大自然を目指して駆け巡れ!

 

 

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クリアしたステージはアーケードモードとハードモードが解禁。
アーケードモードは倒した敵の数によってスコアが入り、
ノーダメージだと追加スコアが加わり、スコアアタックするモード。
ハードモードは敵の数が増えているので、
上手くなればなるほど音を奏でるタイミングは増えるし
敵を まとめて投げ飛ばせる爽快感溢れる内容へと姿を変える。

 

 

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あえて欠点を言うなら、終盤は敵を盾にしていても当たると即死なのに
照準は非常に正確なロケットランチャー持ちが出てきたり、
ただっ広い場所が多く銃撃から逃れる術が少なすぎるところ。

 

 

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カバーできないということは、やたらリーチが異常に長いショットガンが
どれほど恐ろしいことになるかは画像を見ての通りだ。
なのにステージクリアまで突っ走るしかなく、回復もチェックポイントもない。
ステージも そこそこ長いので大変。

 

 

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それと、終盤のステージ(もしかするとゲーム全編?)は
敵や障害物の配置にランダム性があり、覚えゲーが通用しないのも厳しい。
一番ひどいときは、ステージ始まった途端に火炎放射器持ちが
2人揃って出待ちしていた時。こんなのダメージ必ずくらうじゃん!
ボリュームは少な目だけど、アクション面でできることが少ないから
下手に多くしても単調になってたと思うし、
アーケードモードとハードモードを加えれば丁度いいかも。
個人的にはドアを引きちぎって盾と飛び道具を兼ねるギミックを
もっと自由に使えればよかったかな。

 

 

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アクションが苦手な人にはオススメしづらいが、
ゲーム全体に漂う独特な演出が肌に合う人には間違いなくオススメ。
PVを見てピンと来たなら遊んでみてほしい。