製品版への期待マシマシ!発売が待ち遠しいカバーアクションTPSスタイルRPG!ディビジョン2オープンベータ その1
3月1日から4日までやっている
ディビジョン2のオープンベータテストに参加してきたので軽く記事に。
ディビジョン1のレビューは過去にやったので、ついでに貼っておく。
製品版にはキャラクターメイキングはあるが、
ベータテストはランダム作成のみ。選べるのは性別だけ。
あごヒゲのカスタマイズもあるのか、
それを確認するキャラクターの首を動かす機能も確認できた。
細かいことだが、字幕サイズやフォントのサイズを
変更できるオプションがあるのが非常にありがたい。
個人的には、これでも見やすいけど もう1個上のサイズがあってもいいかな。
ストーリーは、殺人ウイルスが世界中でパンデミックを引き起こし、
市民生活に壊滅的な打撃を与えてから7カ月。
ウイルス襲来時に治安維持の切り札として召集された
スリーパーエージェントの部隊である『ディビジョン』は、
生き残った市民たちを守るため戦い続けている。
しかしウイルスの拡散を阻止する術はなく、
地球上で最も厳重に守られていると言われている最後の砦、
ワシントンDCまでもが汚染され、国全体が崩壊の危機。
そんな国崩壊の重圧に包まれる中、
暴徒が徒党を組んで勢力となった者たちを相手に戦い抜くのだ。
プレイヤーは、そんなディビジョンの1人。
拠点となっている場所の付近をパトロールしている時のこと、
緊急支援要請の連絡を受けるところから物語は始まる・・・。
ゲームジャンルは前作から引き続き
RPGタイプのカバーアクションTPS。
基本的なところは前作と同じで銃器・グレネード・スキルを使い分け、
敵も巧みに こちらの側面や裏を取ろうとしてくるので
如何にカバーポジションを取るかがポイントになってくる。
ちなみにベータテストではあるが、4人までパーティを組んでプレイ可能。
これまた前作から引き続き、
カバーできる場所にカーソルを当てて×ボタンを押すと
そこまで自動的にダッシュしてカバーする機能があるのだが、
前作よりも かなり長距離に対応している気がする。
小さくて見づらいが、画面中央の×と書かれているところまでも対応。
最初の拠点となるところは何とホワイトハウス!
あのアメリカ合衆国大統領が居住し、執務を行う政権の中枢。
ディビジョン2ではボロボロになりつつ暴徒たちから市民を守る砦。
パンデミックと暴徒もあって当然、大統領は居ない。
ディビジョン1ではニューヨークだったが、
ディビジョン2では実際のワシントンDCを1:1スケールで再現、
ランドマーク、自然風景、周辺地域などが緻密に描かれている。
あちこちの名所をグーグルに通すと すぐに引っかかるぞ。
パンデミックのせいで荒れてはいるが、
実際にある地域が舞台というのは やっぱり面白い。
ホワイトハウス内の構造も実際のものと同じなんだろうか・・・。
皮肉にもパンデミックによって人類が減ったことで
自然が僅かではあるが復活していたり、
野生動物が少し町から外れた程度の場所をウロウロしていたりする
現実ではありえない光景を眺めるのが面白い。
これまた前作みたいに、特定の場所へ行けば
ミッションやサブミッションが始まるタイプ。
そこへ行かずにブラブラと探索してもOK、
突発的な戦闘・・・普通のRPGでいう敵とのエンカウントがあったり
素材や装備が入っている箱が そこらかしこに落ちていたりする。
これまたまた前作同様、マップに行きたいところへマーカーを設置すると
オレンジ色のラインであるガイドが出るので迷うことはない。
オープンワールドゲームが初めての人でも安心のガイド。
スキルも前作と同じで一度使ったら一定時間後に再使用できるクールタイム制。
だが、内容は一新。ベータテストの範囲なので全然試せてはいないが
自分はケミランチャーのファイアスターターを最初に解禁。
一定範囲にガスの塊を噴射し、その範囲内へ銃弾を撃ち込んだり
誰かが発砲すると それに反応して炎上する。
判断力の低い敵に撃ち込むと自分で発砲して自爆炎上するし、
判断力の高い敵でも撃たなくなるので その間に回り込んで銃撃したり、
自分から撃ち込んで炎上させれば良し。
一手間を要するが、グレネードを投げるのとは異なる面白いスキルだ。
グレネードはグレネードで重要。
投げる時のガイドラインが伸びているし、
反射を利用して より高所へ投げ込めるようにもなっている。
ゲームでも滅多にできなさそうな投擲も可能だ。
暗い雰囲気だったり屋外だったりと、
1つのダンジョンのような建物でも様々な雰囲気があるので
「ダンジョンは暗いビルばかり」みたいな印象にもなりにくい。
だが、開放的な場所は それだけ狙い撃ちに合いやすいことでもある。
広く見渡してカバーポジションに注意しなければならない。
丸みのある地形にカバーしていると、カバーしながらでも動きやすい反面
僅かにハミ出たところから撃たれてしまう。
敵の射線を より強く意識しなければいけない。
敵を倒したり、マップの各所に存在する箱を開けると装備が入っていることも。
同じ名前の装備でもステータスが違ったり特殊効果があったりと
ハクスラの要素は今作でも健在。いらない装備を撃ったり、
ミッションをこなして お金を貯めてショップでも買えるので、
ドロップ運がなくても良い装備は手に入る。
しかし初期装備の「頼りにならないホルスター」とか
「湿ったグローブ」とかいう頼りない感じの名称が凄いな!
AK好きな自分はAKバリエーションのAKMが肌に合う。
町の探索要素としては、各所に音声データが残されていたり、
立体映像化して ここで何が起きたのか知ることもできる。
一見くだらない会話をしているように見えて事件に繋がっていたり、
市民が何気の無い会話をしていた時にパンデミックに巻き込まれて
悲惨なことになってしまう恐ろしい会話もあるぞ。
中には、パンデミックに巻き込まれるであろう直前の会話で止まっており、
その後の様子を描かないことで想像させる恐ろしさも・・・。
暴徒も生きるために必死ではあるが、
パンデミックによって荒れ果てた都市に長く生きすぎて
敵勢力と化している連中は平和な現代に生きている自分たちには
想像もできない思考に結びついている。
例えば、射撃練習のために的を撃たせたあとは
「じゃあ次は あの人質を撃て」なんてことをやらせたような跡が・・・。
後ろの血の飛び方からして頭と胴体を撃たれているので、
頭を撃たれて死んだ後に胴体も撃たれたのか、
胴体を撃たれて苦しんだ後に頭も撃たれたのだろう。
こういう『推測させる恐ろしい描写』が各所に存在するため、
余計に暴徒を鎮圧しなければならないって気持ちになってくる。
まだまだベータテストで遊べる範囲を全部遊べてはいないが、
軽く触れただけでも前作よりパワーアップはしているが
違和感の出るような変化はしていない正統な進化っぷり。
前作から引き続きインターフェース面が少し ごちゃついているので
初プレイの人は戸惑うかもしれないが、
興味が湧いたらすぐベータテストを遊んでほしい。
自分はダウンロード版で買うことを決めたぞ!
やっぱりディビジョンは面白いぜ!
スキルやPARKも面白そうなものが多すぎて、
組み合わせを考えるだけでも楽しい! 製品版、早くきてくれ!
オープンベータ限定で気になることと言えば、
ずっと画面の左端に『オープンベータ』と書く必要はあったのだろうか・・・?
ゲーム起動するときにわかるじゃん、オープンベータぐらい!
スクリーンショットで一目でわかるように、とか?
↓つづく。