ポッ拳以外にも便利!十字ボタンの入力のしやすさ! ポッ拳DX専用コントローラー
何気なく買ったポッ拳DXが面白かったので購入。
アーケード版は2プレイしかしたことないので、
懐かしい・・・と思わなくもないけど
アーケードでこういったタイプのコントローラーは今でも物珍しく感じる。
コントローラー本体。
箱はやたら色あせていたが、中身はちゃんと新品だった。
保管場所が悪かっただけかもしれないけど、
もうちょっといい場所に保管して!
いいところなかっただけかもしれないが!
ボタン配置はこんな感じ。
ZL・ZRの位置がスタート・セレクトのように
サブポジションに収まっているが、これはポッ拳だと
トレーニングモードのレコード・再生にしか使わないからだろう。
そのかわりL・Rを大きくして押しやすくしている。
プロコンと比べると、ボタンのサイズが少しだけ大きくなり、
スタートボタン・セレクトボタンが盛り上がって押しやすい。
ポッ拳コントローラーは完全にスティックを取り外されて
そこにボタンを当てはめているのでミスタッチすることもない。
ポッ拳コントローラーのほうがプロコンより下部分の掘り込みが深いが、
これは各々で持ちやすい・持ちにくいの感想が別れそう。
持ち心地はポッ拳の方はゲームキューブコントローラーに近いかな。
なお、重量はプロコンと比べて20グラムほどポッ拳のほうが軽い。
個人的に一番気になった点が十字ボタン部分。
プロコンで十字ボタンをメインに使ったことあるとわかると思うが、
左に押しても そこからやや上や下に押してしまうと
上や下として入力が認識されてしまい、とっさの時に誤操作を招くのだ。
これは自分のプロコンだけなのだろうか・・・?
少なくとも自分のプロコンをキーディスプレイで見ると、
平気で別の方向に入ってしまうので、
アナログ入力ではない十字ボタンなのに入力方向に気を使っていた。
ファミコンやスーパーファミコンのゲームだと大丈夫だけど、
格闘ゲームやテトリスともなると意図しないジャンプを招いたり、
勝手にハードドロップしたりして難儀なことになることもあった。
ポッ拳コントローラーでも100%それがなくなるわけではないが、
上と下は問題なし、左か右のキーの上側をそこそこ強く押さないと
上方向として認識されないから、誤操作に関しては かなり押さえられる。
下側は強く押しても下としては認識されなかった。
この斜めに入りにくいという作りは想像以上に便利で、
テトリス99にて受ける恩恵が想像以上にあった。
ミス操作はヒューマンエラーもあるので100%無しになるわけではないが、
それでもかなりのミス操作は抑えられた。
ZLとZRがサブボタンになっているので、
アーケードアーカイブスのゲームも
うっかりでコイン投入ボタンを押してしまうこともないかな。
コイン投入はうっかりでやっても深刻なことにはならないが・・・。
あえて欠点を言うなら、ZLとZRがサブボタンになっているのはともかく
HOMEボタンとキャプチャボタンが完全になくなってしまっている点。
おかげでゲームの切り替えやキャプチャしたい時は
2P側に別のコントローラーを繋ぐとか、
本体にセットしたジョイコンのボタンを押すとかしなければならない。
HOMEボタンがないのでゲームを終了どころか、
本体を起動するときにも ちょっとした一手間を必要とする不満点はあるが、
プロコンと比較してポッ拳を遊ぶ時は右スティックが無い分
掴み攻撃を出してもスティックに指が当たらない、
L・Rの押しやすさに分があって、他のゲームでも十字ボタンを使うなら
十字ボタンの斜め誤入力を抑えらえるのは便利。
遊ぶタイトルにもよるが、ポッ拳以外にも使える
比較的 汎用性のある専用コントローラーだと思う。