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お気に入りのキャラと幻想郷を旅する東方二次創作ゲーム!中盤から難易度に難アリ! 幻想人形演舞-ユメノカケラ-

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東方Projectの二次創作ゲーム、幻想人形演舞の紹介。
追加ディスクのユメノカケラも導入済み。
幻想人形演舞は2014年に発売したゲームで2700円、
アペンド版であるユメノカケラは2015年に発売。1543円。
両方合わせて約4250円。


通常版は輝針城まで、アペンド版は紺珠伝までのキャラが登場するし
追加要素も豊富なので1500円上乗せしても
ユメノカケラと一緒に購入することを推奨。

 

 

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プレイヤーが主人公のゲームでストーリーは、
ふとしたこと幻想郷へと迷い込んでしまう。。
幻想郷では、人形と呼ばれる妖怪でも妖精でもない
幻想郷の住民の姿をしたものが溢れる異変の真っ最中。

 

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元の世界と幻想郷の境目の結界が強くなっており、
元の世界へ戻るには異変を解決するしか方法はないらしい。

 

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幻想郷へ着いた直後、人形に襲われそうになるものの、
普通は封印の糸を使って封印した後に戦って勝つことで仲間になるが
最初に出会った人形には不思議と気に入られて連れ歩くことに。

 

 

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こうして主人公は幻想郷の住民たちと協力、
時には敵対して人形たちと共に異変解決へと旅立った
霊夢魔理沙とは異なる道筋で幻想郷を旅をする。

 

 

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6体まで人形を手持ちとして連れ歩けるとか
回復宿となるところは無料とか図鑑ありとか
人形にアイテムを持たせて特定の攻撃技の威力を上げたり
状態異常になったりしたら使って回復とか、
テイストとしてはゲームボーイアドバンス時代のポケモン
テイストが近いというだけで、ポケモン1作でもやったことあれば
システム的には簡単に馴染めるかな。

 

 

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ちなみに、最初に仲間になる人形は自由に選択できるので
東方を知っている人は お気に入りのキャラと一緒に冒険できる。
最初に仲間になる人形は個体値が問答無用で最高の状態。

 

 

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ポケモンと比べて便利なところは、
秘伝技というものがなく特定のアイテムを貰って枯れた木を切る、
なみのりではなくボートと言った具合に置き換えられている。
(近年のポケモンでも秘伝技制度はなくなったり上書き消去できたりするが)

 

 

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他にも戦闘をすることでPPが貰えて
それを割り振ることでステータスを上げられる。
ポケモンで言う努力値を自分で好きに割り振れるわけだ。
技の習得もPPを消費。レベルアップで技は覚えないが、
特定のレベルになったら技の習得欄に追加される。

 

その際、レベルアップの案内と共に
新技の追加が案内されるので わかるようになっている。
PPそのものはザコ戦でも増えるし過剰なほど溜まっていく。
メニュー画面からいつでもできるし、
1キャラごとに特性が2種類あって好きなほうに変更できるので便利。

 

 

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わざマシン的なポジションのスキルカードや
戦闘中に人形に持たせて条件を満たすと使用するアイテムもあるが
スキルカードは何度使ってもなくならないし、
使用するタイプのアイテムは戦闘が終われば
消耗タイプであろうと帰ってくるので非常に優しい。

 

 

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レベルが30以上になるとスタイルチェンジも可能。
それぞれのステータスや役割に特化した型へとパワーアップできる。
特化といっても現在のステータスに+αされる形になるので
可能な限りやっておいたほうがプラス。
それぞれのスタイルに合わせた技も追加される。
一部のスタイルは属性や特性にも変化が起きる。

 

 

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属性や特性すら変化するし技も たくさんあるので
ザコ戦はともかく、ボスポジションの相手との戦闘は
戦略性が非常に高い。相手は例えクリア前であろうと
補助技や耐久型を使い分けたり特性と状態異常技を絡めたりしてくる。

 

 

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まさに幻想郷全域を旅するような壮大な冒険。
会話内容は全体的にポケモン寄りのテイストではあるが
キャラの性格を変にいじっているわけではないので好感触。
元々のゲームに一言もセリフがない椛の性格の解釈が
各々で違和感がある人が出てくるかもしれない、ってぐらいかな。

 

 

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道中バトルを挑んでくるトレーナー的なモブキャラにも
イラストを用意しているので、色んな種族と積極的にバトルを挑みたくなる。
個体値を可視化していたり、転生システムで厳選いらず、
めざめるパワーに該当する技は それぞれの属性別にスキルカードとして
用意されているので技の厳選も全く必要としない。

 

 

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全体的に遊びやすく、素晴らしい作りにはなっているが、
いくつか見逃せない欠点もある。


まずはゲーム中盤ぐらいにならないとマップが手に入らない点。
マップはファストトラベルも兼ねたアイテムになっているが、
その効果の成果入手時期が遅い。マップも全体的に拘りすぎてて
ダンジョンは広い、村は全て、最初に訪れる村も作りに拘りすぎて
かなり入り組んでしまい施設の場所を覚えにくい。
ダンジョンマップのようなものはないから迷いやすい。

 

 

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点々とフラグや行き先が わかりにくいところもあれば、
次の目的地を見返す機能もないので、ちょっと間を置いて再開する時
「あれ?次どこ行けばいいんだっけ」となってしまうことも。

 

 

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キャラだけで見れば全部で120種類にも満たないが、
スタイルチェンジによって見た目は同じでも
別の属性だったりすることがある。
さらにキャラや技の属性は東方Projectの世界観に基づいて
別の文字に置き換えられているものものあるので
相性関係を整理するのに混乱する。


スタイルチェンジに応じた属性を事前の知識なり
自分で実際にやることで わかりはするが、
それでも約240種類の人形の属性と その相性を覚えるのはキツイ。

 

 

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しかし、CPUは当たり前のように
属性を調べることすらなく こちらの弱点を突く技を使ってくるが、
ポケモン以上に火力ゲーなので耐久型のスタイルでも一撃で沈みやすい。
この辺りもあって、ポケモンよりも速攻ゲーの印象が強くなる。


無・炎・水・然・地・鉄・風・雷・光・闇・冥・毒・闘・幻・音・夢の
属性相性と複合属性による相性も覚えるだけでも大変なのに、
一方的に弱点は突いてくるから不公平感は どうしてもあるかな。

クリア後にそういう相手と戦うならともかく、

まだ属性相性を覚え切れていない段階である

ストーリーの範囲で戦うことになるから余計に大変。

 

 

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欠点を見据えても間違いなく良くできた1本。
ただポケモンを東方キャラに置き換えました~
なんてゲームではなく、ポケモンをリスペクトしたうえで
アレンジしたシステムを乗せてポケモンとは似て非なる奥深さを出している。

 

 

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厳選は楽だしオンライン対戦もあるし、
サブイベントは豊富でクリア後も新たなストーリーが存在するので
対戦目当てでもキャラゲーとして見ても素晴らしい出来。
難易度もレベルさえあげれば ごり押しは可能な範囲。
お気に入りの東方キャラが参戦しているならオススメかな。

 

連れ歩けるのは人形であって「本人」ではないので、
そこらへんに拘りのある人は要注意。