何気なく立ち寄ったコンビニで
何気なく見つけたグランブルーファンタジーとコラボ中のドデカミン。
どういうコラボなんだろう、アイテムでも何か付けてるのかなー
と思ったが、ただ絵柄が2種類ついているだけだった。
グランブルーファンタジー内では特に告知がなかったので、
どういう立ち位置のコラボなのだろうか。
それはともかく、少し前にツイッターで見かけた
コンビニで売られているアンコール刊行された
冒険王版の機動戦士ガンダム。
アムロが「くそっ しょうがねえな」などと口走ったり、
精神的に参っても「アムロ・・・男でしょ」の一言で復活したりと
ワイルドすぎるアムロが見られる漫画なのだ。
この漫画の作者に機動戦士ガンダムの資料が全然ないまま
描くことになったらしいから仕方ないのだが・・・。
自分は復刻された方も持っているのだが、
アンコール版も気になって買ってしまった。
何か違いがあったりしないかとか、マニアックな疑問が浮かんだ。
表紙絵は一見違うように見えたが、
ガンダムをアップにしてアムロを添えたような感じ。
結論から言えばアンコール刊行なので当たり前だが、ほとんど一緒。
冒険王版は途中で打ち切りをくらったが、
後に『めぐりあい宇宙』編として完結まで描かれたものも
アンコール版に しっかりと収録されている。
『ほとんど一緒』と書いたが違いもある。
1話本編が始まる前のページだが左がアンコール版、右が復刻版。
アンコール版は扉絵が描きおこされ、もくじも付いた。
が、復刻版は当時の連載開始の煽り文句付きのページが完全再現。
何故アンコール版で これがなくなったのかは不明。
この復刻版は連載時を可能な限り再現したバージョンなのも関係あるのかな。
この辺がアンコール版と復刻版の明確な違いになりそう。
一番大きな違いは、ある意味で有名なシーンである
ガルマが死んだ時の演説でアムロがモニターを拳で叩き割るシーン。
なんと、アンコール版はギレンのアップでコマを埋めて
アムロがモニターを割るシーンがカットされている。
冒険王版ガンダムは何度か単行本化されたことはあるのだが、
このモニター割りや6話と7話が収録されていなかったりした。
アンコール版でもカットされているとなると、
やはり一番オリジナル版に近いのは復刻版ということになる。
そういった細かいところは気にせず冒険王版を読んでみたい人には
コンビニでも売られている手軽さから、アンコール版も悪くはないかな。
今さらだけど、アンコール版と復刻版、呼び方が紛らわしくてすいません。