1人でも みんなでも、協力してニューヨークを救え!カバーアクションTPS RPG ディビジョン
2が今年中に出るし、2019年の1月フリープレイにもなったことだし
このタイミングで書くしかないと ディビジョンのレビュー!
一応ストーリーはクリアして、DLCも地下鉄ハクスラは満喫したぞ!
だが、今のダークゾーンのことは わしにもわからん・・・。
ストーリーは、ウイルスによるバイオテロにより
ニューヨークは隔離され、秩序は崩壊。
街は無法者が跋扈するようになった。秩序を取り戻すため、
プレイヤーはエージェント『ディビジョン』の一員として
真相の解明を目指すために活動を開始する。
しかし、事件を追っていくと一筋縄ではいかない事態も起きて・・・。
と聞くと、大急ぎで次から次へと任務を放り込まれそうだが
ディビジョン・エージェントの行動は自由が与えられているようで、
任務を遂行するために何をどうするかは現場での各自の判断に任されている。
任務を受けるタイミングすら自由なので、
自由にフラフラうろつきまくっても良し。
ゲームジャンルとしてはオープンワールドのTPS型RPG。
あちこちにある拠点へ一度訪れればファストトラベルが可能になる。
点在しているミッションポイントへ行くことでミッションが始まる仕組み。
ミッションは再プレイも可能だし、再プレイ時に難易度を上げることも出来る。
ミッションポイントや拠点などはマップアイコンで確認可能。
戦闘は もちろん銃撃。グレネードもあるが、
フラグ・EMP・フラッシュバン・焼夷・ショック・催涙ガスと多種多彩。
そして銃撃といっても正面からの打ち合いではなく、
カバーアクションを使っての位置取りも大事。
だが、いくらカバーアクションでの位置取りが大事といっても
銃撃とグレネードばかりではRPGとしての要素が薄い。
そこで重要となるのが『スキル』『タレント』『パーク』の3つ。
スキルは3つまで装備可能でダメージを与えるものから回復や索敵などあり、
さらにスキルMODをセットすることで効果を上げたり追加効果を加えたりする。
例えば『粘着爆弾』のスキルなら粘着爆弾を打ち込んで遠隔爆破するというものだが、
MODをつけることで『追加で状態異常:出血』にしたり
『視力を奪って敵のスキル効果を下げる』といったデバフ効果を加えたり、
『敵が効果範囲に入ると自動的に爆発する』という罠のような使い道にもできる。
回復スキルの『ファーストエイド』なら普通は自分と近くにいる味方を回復だが
『やられた仲間を復活させる』、『HPの最大値を超えて回復』や
『回復するついでに攻撃力も上昇』なんてものも。
スキルは基本的にMPのようなものはなく、
一度使ったら一定時間経過後に使えるようになるので、
ある程度は気軽に使っていける。
超必殺技的な『シグネチャースキル』は
再使用に10分以上かかるが強力なものばかり。
スキルは非常に便利だが、シグネチャースキル合わせて3つしか装備できない。
付けはずしは可能なのでスキル習得面で取り返しのつかないことは起きないが、
ゲームに慣れないうちは回復スキルはセットしておきたいところ。
回復アイテムとして医療ボックスが存在し、
弾薬箱やグレネードと同じく点々と落ちているので
TPSに慣れている人なら攻撃や索敵系でゴリゴリ進んでいくこともできる。
回復アイテムや回復スキルを使わなくとも、
ライフゲージは3分割の区間分けされているのだが
この区間ラインを跨がない程度のダメージなら自然回復する。
つまり、3分の2切らない程度のダメージなら受けても
しばらく攻撃を受けなければ満タンまで ゆっくりと回復する。
無理して攻めすぎなければ回復アイテムを使う機会を減らせるわけだ。
決して敵も馬鹿ではなく、こちらの側面や背後を取ろうとしてくる。
回復するにしても、スキルの再使用までの時間を待つにせよ、
周囲を警戒する必要があるぞ。
『タレント』は条件を満たすと自動的に発動するが、こちらも重要。
『HPが少ない状態で回復アイテムを使うと一定時間防御力が上昇』、
『普通は回復アイテムの効果は自分だけだが周囲の仲間も回復するようになる』
『HPが少なくなるとスキルのクールタイムが短縮する』
『スキル攻撃で敵を倒すと一定の確率で弾薬が最大まで回復』など、
こちらもユニークな効果が多く、多種多彩。
『パーク』も これまた多種多彩だが、
『回復アイテムの持てる数が増える』『装備の所持数が増える』
『倉庫の枠が増える』『グレネードの効果が上がる』など、
スキルやタレントと比べたら地味だがマイナス効果は何1つ無く、
一度習得すれば永続的に発動するので縁の下の力持ち。
装備は同じものでもステータスが違ったり
特殊効果があったりするハクスラ方式なので
ダウンロードコンテンツのランダム生成ダンジョンは
ディアブロ感覚で潜って装備漁りをするのも楽しい。
ミッションの再プレイで難易度を上げれば、
それだけ強い武器が出やすくなる。
武器は銃器なので様々なアタッチメントを付けて強化も可能。
防具も頭・体・足・リュックサックまで防具として存在。
武器のアタッチメントにもレア度や特殊能力があるので
レア掘りはいくらやっても足りない。運が悪い人でも、
お金を貯めればレア度の高いものを店で買ったり
不必要な装備を分解してパーツにし、強い装備を作ってもらうこともできる。
もちろん、レア度が高いほど強い武器は多いし
お尋ね者(ネームド)はレア武器を落としやすい。
対人戦が唯一可能なダークゾーンでは、より強い装備も出やすいが
それ故に他のプレイヤーにも気を付けなければならない。
このゲームはオンライン専用だが、1人でも遊べるようになっているし、
フレンドを呼んでパーティも組めるし、オートマッチング機能もあるので
「このミッションだけ誰か手伝ってくれ~」ってことも可能。
欠点を言うなら、1人だとストーリー終盤が やや辛いのと、
再プレイによる高難易度ミッションがメチャクチャ辛いことかな。
ストーリーのオチも人によっては
「えっ、これ決着ついてるの?」となってしまうかも・・・。
なにもかも2へ完全に丸投げしてるわけじゃなく、
一応決着はついてるんだけど・・・・・・だけど・・・・・・みたいな。
それでもフレンドと遊ぶ分には最高に楽しいし、1人でも楽しい。
武器もスキルもカスタマイズ性は非常に豊富なので
カバーアクションTPSが好きな人には ぜひ遊んでほしいUBIの名作だ!
フリープレイでとりあえずダウンロードだけした人は、
ぜひともニューヨークを襲ったバイオテロを解決まで導いてほしい!