探索・銃撃・育成!ワシントンを舞台にした大作TPS!ハクスラ要素に様々なスキルを交えた戦略で平穏を取り戻せ!ディビジョン2
ディビジョン2、クリアして しばらく経ったのでレビュー!
今はスコア400の装備を求めてワシントンを駆け回っている。
と言っても過去に何度か書いてあるので、
この記事で触れるのは そんなに多くなかったり
過去記事で被ったりしてると思う。ストーリーとか主な要素は過去記事で!
3記事もあって読み返すのが大変かもしれないけどね・・・!
やはりワシントンDCを再現したマップを歩き回れるのが楽しい!
グーグルマップで ちょろっと見るだけでも
「あっ、ここトゥルーサンズをブチのめすミッションがあったとこだ!」
となるし、「ここはあのミッションで立ち寄った博物館だ!」といった
リアルとゲームを往復して見比べたくなる楽しみに満ちている。
ジャンルはカバーアクションTPSスタイルのRPG。
RPGなのでTPSが上手くてもレベル差や装備が悪いと苦戦する。
どこまで正確に再現しているのかは わからないけど、
実在の都市をゲーム内で歩き回って、
ふとしたところで敵に出くわして そのまま銃撃戦開始!ってのも楽しい。
まさに、ただ周囲を眺めて歩くだけでも楽しめる。
操作感覚が前作と比べて劇的には変わっていないが、
かゆいところに手が届く感じに調整され、メニュー画面の動作も快適。
マップが非常に作りこまれているけど、ただ街並みを作ってスゴイだけではなく
「こんなところに裏道があるのか!」とか「ここを乗り越えて裏取りが出来る!」
という戦闘面でも発見はあるし、戦闘エリアじゃなくても そういったところには
隠された武器や防具のボックスがあったりするので探索のし甲斐がある。
全体的に高低差のあるマップになっているが、
〇ボタン押しっぱなしで移動することで段差の昇り降りを自動で行ってくれる。
細かいことに、車を乗り越える時もボンネットや屋根では普通に乗り越えたり
スーッと滑るように超えたりと、複数の移動の仕方がある。
滑ることで近接攻撃の敵から素早く逃れられるし、
一度 屋根に乗ることで遠くを見渡したり、より遠くや簡単に敵に破壊されない位置へ
投擲タイプのタレットを設置して攻撃させたりと言ったように使える。
戦闘も前作は街並みや感覚的には似たような室内での戦いが多かったけど、
2は同じ室内でも様々な博物館に、ジャングルや作りこんだ庭のように
美しい自然を再現した研究所、プラネタリウム、
火星の宇宙開拓を再現した資料館など新鮮味がある。
プラネタリウムは短くても しっかりした映像とナレーションがあるし、
投影している機械を撃つと一瞬ノイズが入る細かな作り。
マザー2のルミネホールみたいなサイバーすぎる建物も。
本当に こんなの現実にあるのか?! めちゃくちゃ煌びやかなとこだぞ!
街並みの作りは文句無しに凝っているが、天候や時間の表現でも色んな表情を見せる。
朝日や夕日は美しく、雨が降れば細かく様々なものを伝って流れ落ちる、
霧になれば光が散って幻想的な雰囲気もなる。
これらの天候はNPCの何でもない会話にも影響があるし、
夜に霧が発生すれば敵も こちらの位置が掴めず、
センサーを使ったりスポットを当てて敵の位置さえ掴んでしまえば
多少は格上の敵でも一方的に打ち勝ててしまったりする。
と、油断していると敵の方が こちらを先に発見していて
真正面から突っ込んでくるけど近接攻撃が非常に強力ってタイプの敵が近くに居て
思わぬ大ダメージを負ってしまったりも。
霧に紛れてチェーンソーを持った重武装な敵が出てきた時はケツが冷えた。
敵も馬鹿ではないし、元々はワシントンの住民。
しかもウイルスパンデミックが起きて かなり時間が経っているので
知り尽くしている横道を駆使したり ちょろちょろっとカバーポジションを変えて
こちらを正確に攻撃できる位置へと動いてくる。
それに伴って こちらもその都度カバーポジションを変える必要がある。
敵は やたらグレネードを投げるのが上手かったり、
グレネードランチャーを正確に打ち込んでくるので
1か所に籠っていることが非常に危険。敵もタレットを設置したり、
爆発物を取り付けたラジコンやドローンを飛ばしたり、
火炎放射器やガトリングに二足歩行する機銃を付けたロボットも使ってくる。
攻撃手段が前作よりも大いに増えているので手ごわい。
上から敵が銃撃してくる状況だが、
この微妙に違うカバーポジションで撃ってくる敵が違うので、
いかに倒すべき敵を見定めて戦うかが楽しい。
だからソロプレイだとカバーアクションで敵の攻撃をかいくぐって攻撃になるが、
マルチプレイだと一人が囮になって他のプレイヤーが攻撃したり、
備え付けのガトリングに付き、別のプレイヤーが遠くから
スナイパーライフルで敵にマーカーを付けることによる索敵で見やすくしたり、
強い敵に集中砲火を浴びせて一気に倒す、
スキルによるコンビネーションで互いをカバーといった戦略も可能。
スキルの組み合わせやMODによる付属効果もあって
まさに一緒にプレイする人数が多ければ多いほど取れる戦略が増えていく。
近年、FPSによってはライセンス料の都合で架空銃になることも多いが、
ディビジョン2では1から引き続き実在の銃をゲームに出している。
ジョジョ2部でジョセフ・ジョースターが使っていたトンプソンまである。
MODと呼ばれるサプレッサーやマガジンなどを取り外しして
自分の使いやすい銃へと自在にカスタマイズ可能。
スキルもカスタマイズできるので強化方面が充実しすぎている。
武器や防具にはレベルやレアリティ、特殊スキルの概念があり、
同じ武器でもレベルやレアリティ、スキルが異なれば全く性能も使い勝手も違う。
いわゆるハクスラ的な作りになっているので、
探索して武器や防具が入っている箱を漁って一喜一憂するのが楽しい。
高レアリティの金が出た時は専用の効果音が鳴るので
「おっ!」となってしまう。レアリティが1つ違えば能力値も
スキルの質も数も変わってくるので、装備漁りは大事でもあるし楽しみでもある。
あえて細かく欠点を言うなら、例えばステータスの項目にある
『安定性」と『命中率』はどう違うのか わかりにくかったりするところと、
基本的に敵は複数なので、ソロプレイだと必然的に苦戦を強いられる。
マッチングしやすい仕組みにはなっているが、
1人でやりたいってプレイスタイルの人には大変かも。
フリーズといったものには遭遇してないけど、
長時間やってると音やグラフィックがおかしくなったりする。
自分と ますますPはディビジョン2でアメリカ大統領の”圧”を知ったよ。 pic.twitter.com/MpkvqM7DQa
— ボンテリP (@CooRoot) 2019年3月31日
大変な状態でヘリに回収される大統領。
それでもストーリーは誰が黒幕なのか気になってくるし、
様々な人や組織の過去と陰謀を知ることで徐々に引き込まれてくる。
「こんな状況だからこそ自由に暴れまわるのがいいんだよ!」
と言うやつも居れば、
「こんな状況だからこそ手を取り合うのが大事なんだよ!」
と言うやつも居る。プレイヤーは当然後者に付くことになるが、
ミッションを進めていくことで、前者のやつらの裏を知ることで
こんな状況だからこそ一枚岩に行けないことを理解させられていく。
全体的には操作性も良く、探索もスキルを交えた銃撃戦も楽しい。
町に転がっている小物も建物も裏道もあって見たくなるものが山盛り!
強化要素も多彩でTPSが好きなら間違いなくオススメできる1本だぞ!
前作をやって2もオススメできると思ったし、
ベータ版をやってオススメできると思ったし、
製品版をやってもオススメできると思ったし、
クリアまでやってもオススメできると思った!
これからもアップデートでコンテンツが増えていくので楽しみだぜ!