ステージ内のすべてを巻き込み、ド派手で地味めなクモ退治!Kill It With Fire
今回紹介するのはニンテンドースイッチで1499円にて
ダウンロードできるKill It With Fire。
steamでもダウンロードできるけど、そちらは1520円。
ジャンルはFPSで、プレイヤーはステージごとに存在する
そこそこ広いマップを探索する。マップの各所には
こうやって調べられるものがあるのでチェック。
初期装備はクリップボード。これでブン殴ることもできるし、
ステージごとに設定されている実績や目標を確認できる。
どれでどんな敵を倒すのかといわれると、クモ。
マップのあちこちにクモが隠れているので見つけ出し、
色んなものを拾って投げつけられるのでそれをぶつけたり、
クリップボード、ハンドガン、ショットガン、火炎放射器、
火炎瓶、ガソリンタンクの爆破などでクモを全滅させるのだ!
クモは当然色んなところに隠れているし、
一度見つけても倒し損ねたら どこかに逃げ隠れしてしまう。
クモが発する「カサカサ・・・」という、
クモが出すとは思えない妙に大きい音を頼りに探し当てよう!
そのためなら部屋だろうがなんだろうが荒らしまわってよし!
しかし、クモを一定数倒さないと開かないドアもあるので、
まずは行ける範囲をじっくり探索してクモ退治としゃれこもう。
しゃれこむべき目的かどうかはともかく・・・。
音だけが頼りなのは探すのが総当たり過ぎる。
なので、ゲームを進めるとクモセンサーを獲得し、
これである程度 居場所を特定できるようになる。
欠点は、どうしてもゲームとして単調なことと
ステージが8個とオマケステージがある程度なので
実績やミッションを探しても6~7時間。
それらを無視するなら3~4時間でクリアしてしまうほど短い。
色んな武器を使ってクモを全滅させろ!!
という派手っぽいコンセプトに反して火炎放射器などを使っても
家が燃え上がったりせず、一部に少し焦げ跡っぽいエフェクトが付く程度。
結局は ちまちまクモを倒していく内容なため、地味っぽさは強い。
銃や火炎放射器などの弾数は補充が効かず、
オートエイムなどもないので範囲攻撃できる火炎放射器はともかく
小さなクモを撃つためのものではない武器である銃で倒そうとしても
実績狙い以外ではやるものではないし、当てても疲労感のほうが強い。
範囲攻撃で弾数制限のある火炎放射器や火炎瓶を除けば
初期装備のクリップボードのほうが連続して振り回せるし、
そこそこ範囲が広いのもあって万能武器となっているのも地味さを際立たせている。
クモを探して倒すだけのゲームなので
特にギミックなどもなく、かなり飽きが速い。
ボリュームが少ないのが逆に丁度いいと言うべきだろうか。
実績も謎解きや謎の雑用をやる必要があったりと、
クモ退治とは関係ないラインになっているものも少なくない。
ステージをメチャクチャに巻き込みながらクモ退治する
一風かわったバカゲーなので面白い部類ではあるが、
やや一発ネタ寄りのゲームと思って買った方がいいかな。
もうちょっと味付けがあれば振りきれた気はするんだけど・・・。