メガドライブミニ、無事に発売!
自分はファミコン野郎でメガドライブは持っていなかったが
当時、友達の兄が持っていて一緒に幽遊白書や
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2を遊んだり
wiiのバーチャルコンソールでも何本か買って遊んでいたので
当時買っていなかったからこそセガとメガドライブの歴史に触れたくて購入。
ただ、その友達の兄がモータルコンバットやってるところを見たせいで
『メガドライブ=グロいゲームハード』というイメージが
しばらく頭に こびり付いてしまっていたが・・・。
これだけだとUSB給電しかできないので、
コンセントから給電したい人は5V/10Aで
USBタイプAを搭載したACアダプターを用意しよう。
深く考えるのが面倒なら、ミニファミコンのものを買ってくればOK。
遊べるタイトルは40+2!
全タイトルを書きだすと長くなってしまうので各自公式サイトを見て欲しいが、
やはり新規収録のダライアスと幻のテトリスが熱い。
取り出した時、本体の小ささに驚いてしまった。
まさかのCDジャケットと同じぐらいとは・・・。
ミニファミコンもそれぐらいのサイズではあるが、
やはりこのサイズで40本以上も詰まっていると考えると、
技術のウルテクさを感じてしまう。
16bitの部分には うっすらとカバーが付いているので、
これを己の手で剥がして始めて16bitとなるのだ。
友達の家で握ったのは20年以上も前なので
感覚は完全に忘れているが、握り心地やボタンの押し心地は素晴らしい。
ちなみに自分が買ったのはコントローラー2個セットのやつ。
腐れ縁の友人と2人で遊べるタイトルをやる予定。
この16bitを惜しげもなく本体でアピールしているのがクッソかっこいい。
ゴールデン文字で刻んでいるのがセガの魂を感じる。
パッケージがズラッと並んでいるソフト選択画面も良く、
五十音順・ジャンル・プレイ人数でソートできるのも優しさを感じる。
知り合いと一緒に何かやろうぜーとなっても、ソートすればすぐ探せる利便性の高さ。
ゲームを始める時にもプレイ人数やジャンルアイコン、
ゲーム概要が表示されてくる。発売年数まで書かれている。
発売順ソートがあるからだろうが、このあたりの妙に細かい気づかいがいい。
最初に遊んだのは大魔界村だが、やっぱり面白いなー。
wiiのバーチャルコンソールで遊んだのが初プレイだが、
自分も配信当日にダウンロードしで遊んでいた派。
2chのバーチャルコンソールスレでは
早解きが盛り上がっていたのを今でも思い出す。
ゲーム1本あたり4つまで いつでもセーブデータを残せるので
半端なところで中断したい時や、ファンタシースターで
セーブするところまで行くのが面倒な時に使おう。
自分は ほとんどリアルタイムでメガドライブに触っていないし、
バーチャルコンソールでも資金の都合で そんなに買えていないが
メーカーの意気込みが見えるゲームばかりで面白い。
サンダーフォースは これで初めて触ったが難しいものの操作感覚が心地よい。
スペースハリアーは好きだから2をやってみたけど、
1と雰囲気が全然違うな! それでもドラゴンが出てきて安心感はあったが!
テトリスはアーケードを忠実に移植した内容で、
サルのチュートリアルも入っているし
フリープレイ扱いのような状態になっている。
今遊ぶとホールドやTスピン、バックトゥバックが無くて違和感はあるし
操作性もテトリス99と比べると やや硬さはあるが
決して悪いわけではないので十分遊べる。
接地が速いから そっちのほうで注意が必要かな。
マグマが平然と備え付けられているパターゴルフは
カービィボウル的な内容で面白い。
ゲームのかんづめに収録されているので持っている人は遊んでみよう。
知らない人に説明すると、ゲームのかんづめとはメガドライブで
電話回線を介してゲームを配信していたサービスのこと。時代を行き過ぎている・・・。
ドリームキャストのドリームライブラリは利用したことあったけど、
メガドライブの時から こんなことをやっていたとは。
ロックマンメガワールドやストリートファイター2ダッシュプラスも
多少操作性に違和感はあるけど前者は1~3まで収録しているし、
後者も追加モードがあったりと盛りだくさんな内容。
コントローラーが6ボタン式なのでストリートファイターも普通に遊べる。
色んなタイトルを遊ぶとソニック・ザ・ヘッジホッグ2の
画面的な華やかさやスピード感が より印象的。
カラフルすぎる色合いに1コースあたりの広さと、
まさにセガが全力を注いだ1本だ。スピード感もあるし、
コースの難易度も1より厳しくないから遊びやすい。
そして、昔 友達と4人で遊んだ幽遊白書 魔強統一戦もやってみたが、
2ライン制のバトルフィールドにバックステップや二段ジャンプ、
投げがわりの吹っ飛ばし攻撃、ボタンガード方式と
格闘ゲームではなく対戦アクションな内容で行動の選択肢が多いのも魅力。
技の出し方がゲーム内では超大雑把な内容でしか確認できないので、
ネットで探すしかないのがネックだが・・・。
自分は当時メガドライブを持っていなかった身なので
このメガドライブミニをキチンとした評価は出来ないと思う。
全タイトルクリアまで遊んでいないため、
「どれも面白いぞ!」なんて無責任なことも言えないが、
セガの歴史を楽しく紐解くには文句のないハードだ。
レトロゲームを今遊ぶとなると
どうしても操作性や難易度の方向で遊びにくいと思われがちだが、
今でも普通に十二分 遊べるタイトルも多いので
セガの歴史やレトロゲームの興味のある人なら買っても後悔はしないはずだ。
調子に乗って大魔界村を遊んでいたら、
ラストステージまでやってしまったほどには満喫している。