手軽で奥深く!名作ハクスラ横スクロールベルトアクション!ドラゴンズクラウン
今回はドラゴンズクラウンの紹介。
プレイステーション3とVITAの2機種で発売され、
2018年にはプレイステーション4の完全版が発売。
自分が買ったのはVITA版だが、
よく説明文を読んでいなかったのでソフトのみだった。
そのため、amazonからパッケージ画像だけ拝借。
オンラインプレイ対応で1~4人まで遊べるが、
プレイステーション3とVITA版はクロスセーブとクロスプレイに対応。
クロスプレイのみなら、さらにプレイステーション4版も追加で遊べる。
自分が買ったのはVITA版だが、
プレイステーション4版の存在もあるので一応タグに追加。
ストーリーは、繁栄を極めながらも突然の終焉を迎えたと言われている
エリシア文明のあった地、ハイドランド王国が舞台。
ひとりの冒険者(プレイヤー)がこの地を訪れ、酒場で知り合った盗賊のロニや
仲間たちと共に迷宮を探検していたある日、
ドラゴンを操る魔力を持つと言われる王冠『ドラゴンズクラウン』の話を聞く。
伝説のドラゴンの秘密を解き明かし、ドラゴンズクラウンを手に入れられるのか?!
近接攻撃の得意なファイター
両手武器の女戦士のアマゾン
弓の名手で回避能力が高いエルフ
ファイターを鈍重にし、さらにパワーファイター化したドワーフ
攻撃・支援・状態異常の魔法で援護するソ-サレス
範囲の広さと高威力の魔法で殲滅するウィザード
プレイヤーは6人の中から1キャラ選んでプレイすることになる。
エルフやソーサレス、ウィザードは難易度が高め。
ロニは戦闘に参加しないキャラだが、
プレイヤーには開けられない鍵付きの宝箱を開けたり
宝を回収してクリア後に山分けをしてくれる。
どれだけダメージをくらってもヘラヘラ笑って済ませるので、
たぶんこのゲームで一番打たれ強い。
ゲームジャンルはベルトスクロールアクションと
ハクスラの要素を交えたアクションRPG。
敵をぶっ倒しながら進んでいき、お宝を拾う。
お宝の中には装備もあり、手に入った装備や敵の強さに比例し、
強さが異なったり特殊能力がついていたりする。
こうして手に入れた装備に一喜一憂するのがハクスラの醍醐味。
一緒に遊んだフレンドのほうが良い装備が出て
ファックと叫びたくなる気持ちを抑えよう。
ダンジョンに落ちているのは宝だけではなく、
冒険者の死に際に書かれた言葉と一緒に遺骨も落ちている。
拾って持ち帰ることで蘇生させることができ、
仲間NPCとして同行させることが可能になる。
仲間の強さはプレイヤーの強さに依存するので、
常に拾って復活させていけば仲間の強さには困らないはず。
復活費用は掛かるので、片っ端から復活させていると
薬の代金や装備の修理代には困ってくるかもしれない。
復活させた時も お礼を言ってくるので
無駄金と思いつつ片っ端から復活はさせたくなる。
面白いメッセージをくれるやつもいるし、
一緒にオンラインプレイした人も遺骨として出てきて
蘇生させることで同行できるのも面白い。
お前、死に際に残すメッセージにしては余裕あるな!
エルダースクロールシリーズに帰れ!
ステージは同じでも分岐点があったり
ちょっとしたイベントが入ってきたりと
似て非なる冒険へと繋がっていくので単調さが感じにくい。
こうしたイベントステージは失敗しても
また別のステージへと分岐していくので
失敗バージョンも眺めてみるのも悪くない。
ファイターは全身鎧なのに、どうやって泳ぎ切ったんだ・・・。
敵の武器を拾って使用もできるが、
魔法によって動いているファンタジー的な仕掛けではあるにしても
全身鎧の男が火炎放射器を使うのも絵的に凄い。
アクションの種類も豊富で地上と空中、
方向キーを入れながらで技を使い分けられるし、
□ボタンを連打しているだけでもコンボとして繋がっていくが
浮かせ技も存在して そこから空中コンボへも繋げられたり
レベルアップやクエスト達成でもらえるポイントを使って
身に着けられるスキルも交えると攻撃に幅が利いて、より面白くなる。
高難易度に挑戦し、より強い装備を発掘していく。
ハクスラの醍醐味も味わえるがベルトスクロールアクションの
シンプルながらも敵をボコボコにしていく楽しさもあり、
ランダム生成ダンジョンもあるので だらだら長々と遊べてしまうが欠点もある。
分岐はあれどステージの数が10+2と少な目なところ。
分岐やイベントで飽きさせにくい工夫はあるのだが、
出てくる敵も数字以外変わらないので、単調に感じやすいところはあるかな。
高難易度にしか出てこない要素もあればなおよかった。
TRPGやゲームブック的なナレーションに
ベルトスクロールアクションとハクスラの楽しさを合わせた名作。
シビアすぎる操作は要求されず、軸を外せば敵の攻撃を避けられるので遊びやすい。
アクションゲームとしてのジャンルが違うので、ディアブロ3とは異なる楽しさ!
オンラインで知り合いと遊ぶのにも最適。今遊んでも熱い1本だぞ!