ついにアストロシティミニが発売!
発売したのは先週だけど、最近は大雪の中での配達で
配達中に転倒して怪我したりして ここしばらくブログを触る
体力と精神的な余裕がなかったので思いっきり放置してしまってた。
一方でスマホを新しいもの(Galaxy A41)に買い替えて
よく触りまくってゲーム向きだとわかったので
色んなゲームをまた1から遊び直してもいる。
遊べるタイトルは全37タイトル。
ラインナップに関しては↓より。
https://sega.jp/astrocitymini/titlelist.html
本体の大きさは手のひらに乗るサイズではあるけど
ネオジオミニより少し一回り大きかなってぐらい。
裏面はこんな感じ。HDMIは当然外部出力用。
USB端子にはアストロシティミニ用のコントローラー、
アーケードスティック及びメガドライブミニのコントローラーを繋げて
遊ぶことが可能。ただ、電源をONにする前から接続しないと認識しないので注意。
それと、意外に見落としやすい点について1つ。
それは電池は非対応でUSBからしか給電できないが5V/2A必要なこと。
付属のケーブルを使えば基本的には問題ないが、
給電する場所によっては電力不足で起動しないことがある。
5V/1Aだったネオジオミニだと動くけどアストロシティミニは動かない、
なんてことがあるので注意。ケーブルを付属のもの以外のを使う時には気を付けよう。
アストロシティミニに電源ケーブルを繋げてから
少し間をおいて電源をONにすると起動することもある。
あと、見た目 開きそうなフタっぽい部分があるけど、
これは元々のアストロシティの基盤を入れ替える場所を
それっぽく外見だけ再現されているだけなので
決して開かない。ムリヤリこじ開けようとしないように。
遊ぶタイトルは縦一列に並んだ一覧表から選択する方式。
6ボタン+2あって どれが決定ボタンかとか一見わかりにくいが
ちゃんと画面の右下にガイドがあるので優しい。
設定は画面をブラウン管風フィルターを入れたり音量調節したり、
画面の左右に表示する壁紙を変えたりできる。
一部のゲームは右下にBGMと表示され、
そのゲームの音楽を聞くことができるが
サウンドテストのように全部聞けるわけではなく
各タイトルごとに決まった曲が聞けるだけという仕組み。
1タイトルあたり2つ、いつでもセーブが可能。
遊ぶときには見ての通りボタン設定を見ることができるので
完全に操作がわからずゲームを遊ぶことにはならない。
使うボタンが少ないシューティングゲームなどは
押してるだけで自動連射になるボタンが搭載。
長押し系も この通り ちゃんと記載されている。
収録されているゲームはアーケード版なので
コイン投入待機のデモ画面も流れる。
ぷよぷよはあっちにうろうろこっちにうろうろ、
そして最後に行われるヘルファイアのデモも当然流れる。
全然移植されたことのないゲームもいくつかあって、
ゲームセンターまで車で片道40分ぐらいかかる田舎民の自分にとっては
非常に新鮮味のあるゲームばかりで楽しい。
色んなタイトルをつまみ食いしてても面白い。
自分はラッドモビール、ダークエッジ、青春スキャンダル、
ボナンザブラザーズあたりが気に入った。
獣王記もPCエンジン版と違って普通にキックが当たりやすくて感動。
しかし見逃せない欠点もある。
アーケードゲームとしてのオプション設定がなくて
難易度やキーコンフィグ等は固定だったり、
4:3とワイドの画面設定がない。
なのでメニューだと画面いっぱいに表示されるが、
ゲームを起動すると左右がスカスカになってしまう。
壁紙表示で補ってはいるが、ワイド設定もあると なおよかった。
あと、ルールや操作が異なるので単純に上位互換とかいう
単純な話じゃないにしても、ぷよぷよと ぷよぷよ通、
コラムス、コラムス2、スタックコラムスと
根本的なルールやシステムが近いタイトルで
5本分使っているのは少し気になった。
スペースハリアーなど、アストロシティとは違うタイトルもあって
チョイスは悪くないが、別の意味で微妙に引っかかりがある。
2Pまでしか遊べない都合上、
4人までプレイ可能なゴールデンアックス デスアダーの復讐は
せっかくの完全移植なのに少し残念なことになっている。
操作説明は書かれるがルールや技やアイテムの効果が
アストロシティミニ内だけでわからないのも仕方ないとは思いつつも不満点かな。
ネオジオミニだと比較的レバー操作しやすいのに
アストロシティミニでやりにくく感じるのは恐らく
ネオジオミニのスティックは元々のMVSのレバーではなく
ジョイスティック風に改変されていたが、
アストロシティミニは短くはなっているもののの
一定の範囲を動かすと『カチッ カチッ』と鳴る通り
アストロシティ筐体と同じレバーになっていることから
この作りによる微妙な違いからくるものかもしれない。
一部タイトルは斜め入力に対応していないので、
せっかくのレバー入力に違和感が出てきてしまうこともある。
アストロシティミニ本体を手に持って操作するか、
アーケード筐体のように床などに置いて操作するかでも
これまた微妙に操作感覚が違うので難しい。
個人的には手に持って親指の腹だけでレバー操作した方が操作しやすいが、
やっぱり筐体という形状では床置きプレイしたい心情が強い。
デモ映像も選択した1タイトルしか流れない。
メガドライブミニだと色んなタイトルのデモを次から次へと流せるので
せっかくのアーケードゲーム、アストロシティミニにも その機能がほしい!
収録タイトルやアストロシティに熱を出していた人、
収録タイトルのアーケード版の移植に価値を感じる人なら
購入しても全然大丈夫だとは思うが、操作に関しては少し厳しい面もある。
アーケードゲームの設定変更がなくて難易度などが変えられないのに
基本的な難易度が高めのゲームが多く、操作がしやすいとも言い難いので、
アストロシティミニ用のパッドかアーケードスティック、
もしくは使いまわせるメガドライブミニのパッドを合わせて持っていなければ
きちんと遊びたいと思う人には厳しいところ。
ちなみに、家にあるコントローラーを色々と試してみたが、
ニンテンドースイッチのプロコントローラー、
プレイステーション4のコントローラー、
Audio Fighting Board基盤のコントローラーは使用不可だった。
やっぱりメガドライブミニ用のコンバーターを噛ませる以外、
メガドライブミニと同じくファームウェアによる設定で
公式がサポートしているコントローラーしか認識しないと思われる。
逆にメガドライブミニとファームウェア諸々が同じなら、
PIC18F14K50の基盤を使えばコントローラーを自作して使えるかも。