微妙に作りが厳しい点と雰囲気の良さを天秤にかける1品。ニンテンドースイッチ版 太鼓の達人専用コントローラー
太鼓の達人ニンテンドースイッチ版を買ったので、
専用コントローラーもあっていいよね! ということで購入。
アーケード版も ここしばらくは遊べてないけど
やったことはあったので、あれを家庭で楽しめるならと言うのもあった。
ニンテンドースイッチ版はジョイコンをバチに見立てて
振ることで疑似的なアーケード風味操作を楽しめるのだが、
振るのを止めたところで反応する仕組みなので
連続して叩くところは意識して止めないと叩ききれなかったり、
「カッ」の認識する振り方が手首をスナップさせて
斜めに振っていかないと認識しないという
微妙にやりにくいところだったので、やはり専用コントローラーが欲しい!
なんて理由もある。
ちなみに、手首をスナップさせる下りはゲーム中でも言われるので、
本当にスナップさせて振らないと全然認識しない。
ブルーレイパッケージと同等のサイズである
xbox oneのパッケージを置いてみたが、意外に小さい。
中身はバチ2本、台座のパーツ×3、タタコン本体。
肝心の台座は少し力が入れないとパーツを差し込めないので注意。
一度組んだら簡単には取れないのだが、
かなり外しにくいのでバラして箱へ きっちり戻す派の人は要注意。
台座には穴があって、ここにバチを2本セットすることができる。
足についているゴムは良いものが使われているので、
固定具としては なかなかのもの。
ただ、重量としては全体的に軽いので中身を入れた500mlペットボトルを
背面側から2本差し込んで重量を増させることで安定させられる、
と紹介されている。実際にやると非常に安定するので
激しい演奏をするときにはやっておきたい。
ゲームのタイトルロゴが刻まれた特注品ではあるが
バチは滑り止めがついていないので注意が必要。
タタコンの下部にはボタンがついているので
最低限のボタン操作が可能。お世辞にも使いやすいとは言い難いので
LRを押すことによるコントローラーの認識と
曲やモードを選ぶ用と割り切ろう。
左スティックと右スティックはついていないので、
タタコンのまま空手道やクレイジークライマーを起動してはいけない。
HOMEボタンやキャプチャーボタンも付いているのは地味に便利。
こうした強めに物理的な操作を要求する専用コントローラー初めてなので
どれぐらいの力を入れて叩けばいいのか悩みながらプレイしてみたが、
これがなかなか ちっとやそっとの力で叩いても反応しない。
内側と縁で「ドン」と「カッ」が反応はしてくれるのだが、
結構な力を込めて叩かないと反応しない。
叩く場所がど真ん中ぐらい内側すぎても反応しなかったりする。
もちろん叩いたとき、それなりの音が鳴るので静かには遊べない。
アーケード版だと子供も遊べるように
力を抜いて軽く叩いても反応するのだが、
このタタコンは意識的に力を入れて叩かないと反応しないので
アーケード版と同じものを期待して子供に与えるには少し厳しいかも。
大人もアーケード版とは やや別物であることを考えた上で
やや力を入れて演奏しないといけない。
ジョイコン2本によるフリフリ操作と比較したら
どちらも利点・欠点があって どっちが良いかは難しい。
叩く場所や力の入れ具合は慣れでなんとかなる範囲ではあるけど、
叩いた時の音が激しい演奏だと それなりに響く。
叩く音が気にならないような環境にあるなら購入してもいいかも。
サイズがコンパクトではあるので、アーケードのような迫力はなくとも
家庭用で収納まで考えた上だと欠点とまでは言いにくいかな。
雰囲気は間違いなくプラスになるけど、大手を振ってはオススメしづらい。
ボタン操作じゃ味気ないけど フリフリ操作では微妙に合わない!
やっぱり太鼓の達人は実際に叩いてこそ!って人にならオススメできるかも。