フリューの本気！ 上質なプライズフィギュア！ 東風谷早苗 ＳＳＳフィギュア

スピードワゴン財団からプレゼントが届いた。
といっても欲しいものリスト伝いで送られてきたものであって
イベントで買った同人誌の送り忘れではない。

それはフリューの東方Projectプライズフィギュア、東風谷早苗！
公式でやばい頭の女だからか、
二次創作では まともになる比率が圧倒的に高いことで定評がある。

フリューと聞くとリボンや帽子がやたら巨大化したり
「いったいてめぇはなにもんだーっ！？」と叫びたくなるキャラになったりするが、
この早苗はどのような作りになっているのか。

フィギュアを台座に固定･･･する前に、
飾りの矢を早苗の手に持たせ、巨大な飾り矢を通す必要がある。

特に巨大な方はスカート内側にある穴に固定しないといけないので
セットし忘れると面倒くさいことになってしまう。
言い換えれば、この早苗フィギュアを ちゃんとした形で飾ろうとすると
否が応でも早苗のドロワを拝む必要が出てくる。

つまり、早苗のスカートの中を見てみたいけど何だか恥ずかしい･･･という人でも
飾り矢をセットしなければいけない大義名分をフリューは与えてくれているのだろう。

飾り矢をセットしなければならない理由として、
単純に見栄えの問題ではなくスカートに固定し、
さらに台座にもセットすることで早苗の足と共に
フィギュアを固定する大事な役割があり、
パッと見は わからないが、金色の部分の下に凹凸が隠されている。

肝心のフィギュアの出来はというと はっきり言えば、かなり良い。
もしかしたら「えっ、フリューが！？」と思う人がいるかもしれないが、
フリューの珍妙なフィギュアは元にしているイラストが
アレンジを多量に含みすぎているが故のものなのだ。

そのイラストを発注しているのが恐らくフリューなので
珍妙なアレンジは結局のところフリューが悪いという話に落ち着くと思われるが、
元のイラストが普通に良ければ このように普通に良いフィギュアへと
立派に仕上げるだけの実力がフリューにはある。
この早苗さんのフィギュアも脇と胸のあたりに見惚れる人も居るはずだ。

カエルの髪飾りは ちょっと別の意味でリアルすぎるが･･･。

ポーズに髪の毛と衣装の はためき具合で動きの躍動感を出しているし、
早苗さんのへそ出し派や ふともも派のニーズにもバッチリ答えている。

やたらと膝裏の作りが細かいのは
原型師による恐ろしいまでの拘りを感じますね･･･。

総合的に見て、良い意味でプライズとは思えない出来のフィギュア。
早苗さんが好きなら文句なしに手元に置いて良い一品。

しかし、どうして鈴仙は あのような狂気じみた顔になってしまったのだろうか。
確かに鈴仙は狂気を操る程度の能力を持っているが、そういう意味ではない。
いったいどんなイラストを元に作ったのだろうか･･･。

フリューよ･･･うぬはその目で何を見ておる･･･？