マリオ、クッパ、ワリオが手を組んだ!ラスボスは まさかの宇宙人!?大長編スーパーマリオくん
大長編スーパーマリオくんを紹介。
といってもコロコロコミックで連載されているやつではなく、
全く違う作者が描いたタイトルだけが同じのマリオ漫画。
内容は大長編の漫画とマリオのゲーム歴史が簡単に綴られている。
スーパーマリオブラザーズはスーパー名作扱いらしい。
スーパー名作とはいったい・・・?
この本は1998年に発売されたものだが、
少なくとも当時からスーパーマリオブラザーズ2は
シリーズの中で一番難しいとの評価であることを示す書籍。
ヨッシーのロードハンティングや帰ってきたマリオブラザーズ、
マリオクラッシュなどにも触れている細かさ。
まさに当時出ていた範囲まで網羅している。
この本に収録されている範囲で一番新しいのはマリオカート64。
肝心の本編は、マリオがルイージやヨッシー、ピーチ姫、
キノピオたちと遊んでいると、クッパ像が突如襲来。
キノコ王国を荒らしまわっていく。
どうにかクッパ像を破壊したマリオたちはクッパ城へと向かう。
一方、クッパ城は何者かに爆撃される。
跡に残ったものはマリオの帽子だった。
そしてまた一方、お宝を探していたワリオは
もうすぐ宝が手に入るというところで何者かに強奪される。
跡に残されたのはマリオの帽子。
こうして3組は合流し、マリオのせいだクッパのせいだと言い合うが、
お互い何かおかしいと気付く。こうしてマリオ、クッパ、ワリオが手を組んで
謎の敵へと立ち向かうのだ。まさに大長編らしい展開!
こうして3組を争わせようとしていたのは
なんとドクターマリオに出てくるウイルス!!
だが調べていくと、ウイルスだけでは出来ないようなこともしでかしていた。
となると、黒幕はいったい何者なのか?!(もくじを読めば察せてしまうが)
黒幕は、まさかのマリオランドのラスボスのタタンガ!!
マリオランドでやられ、マリオランド2ではワリオの手下となったが
この大長編では再び世界征服へと手を伸ばしたのだ!!
実はワリオが その裏に居ましたーなんてことはなく、
本当にタタンガがラスボスなので
この漫画がマリオ関係の全メディアで一番タタンガの扱いが良いだろう。
「ヒョホホ」笑いが気になるが、間違いなくラスボスの風格を持っている。
もしもマリオランドやタタンガが好きなら何が何でも押さえておきたい一冊だ。
合間合間にあるバトルのギャグ混じりではあるが、
マリオ、クッパ、ワリオが手を組むという展開を楽しめるのがコレだけだ!!