ひまつぶし

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素朴すぎるバイクゲーム! 派手なことができそうな世界観で控えめすぎる演出! グラビティーライダーZERO

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グラビティーライダーゼロ、
全コース走り切ったので一応レビュー。
元々はスマホのゲームで、そちらは基本無料。
ニンテンドースイッチ版は500円、10月25日まで400円。
QubicGamesの対象ソフトを持っていると250円でダウンロードできる。

 

 

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操作は簡単。
ZLでアクセル、ZRでブレーキ、左スティック左右でバイクの傾き調整。
これだけ。かなりシンプルに絞っている。

 

 

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1つのステージに3コースあり、
1つのステージあたり3つのクリア実績的なものがあり、
それを満たすことでゲーム内マネーを追加獲得できる。

 

 

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ステージは様々なギミックが存在。
ダッシュ板、ジャンプ台といったお馴染みのものから
エレベーター、刺さったら即死のトゲ、炎のトラップ、
ソニック・ザ・ヘッジホッグに出てくるループリング──

 

 

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さらにSF的な世界観だからかワープポータルや
重力制御装置もギミックとして登場。


チェックポイントが各所に置いてあるので
コースアウトやダメージトラップに触れたら
最初からやり直し、ということにはならない。

 

 

 

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山道風に組まれたルートとバイクの傾けを利用して
段差を乗り越え、SFギミックを使って突破していく。
この不思議な感覚はグラビティライダーZEROならでは。

 

 

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トライアルズに似たゲーム内容だが、
このSFな世界観で差別化を図っているといえる。
基本は横視点だが、場所によってはカメラアングルが変わって
迫力や臨場感を生み出している。

 

 

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だが欠点もあって、トライアルズに似すぎるあまり
そこまで大きな差別化には感じない。
SFギミックは面白いのだが、ワープポータルは
ワープ先から勢いよく飛び出すので それに慣れないうちは
ワープ先で飛び出してバランスを取り切れず転倒してアウトになることも。
重力制御装置の中ではアクセルで前進、ブレーキで後退の操作だが、
やたらとバイクがグルングルンまわるので上手いこと制御できないと
制御装置が終わった直後に頭から地面にぶつかってアウトになる。


場所によってはあえて重力制御装置から外れて
下のルートへショートカットする方法もあるので、
アクセルで前進、ブレーキで後退だったら
普通に走っても変わらなくない?ってことには一応なっていない。

 

 

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バイクの傾きやアクセル・ブレーキの微細な調節で
ギミックを乗り越えていくゲームなのに、
こうした画面を隠すようなギミックがあるのも不満。
ライダーが地形にぶつかってもアウトなので、
内部が見えないのは単純に遊びにくい感じがする。

 

 

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カメラアングルも急に変わる上、
プレイヤーのライダーが強調されるシステムもないので
ジャンプ台や凹凸のある地形を超えて
すぐカメラアングルが変わるところだと
一瞬でバイクが上下どちらを向いているのかわかりにくく、
地面にライダーがぶつかってアウトになることも。

 

 

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当然空中でジャンプの調節はできないが、
ジャンプ台でジャンプしたあとにカメラアングルが引いて
小さなジャンプ台が出てきたりとか
「カメラ引けるならもう少し早く!」と言いたくなる場面も。
トライアルズでカメラアングルを細々と動かす仕掛けがないのは
こうしたプレイ面の快適性によるものなのだろうか。

死に覚えゲーではあるし、復帰は速いからそこまで悪くはないんだけど・・・。

 

 

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ライフは3あって、ゼロになるとゲーム内マネーを消費しないと
最初からにされる点も不満。ゲーム内マネーはアクセサリー的な
バイクの性能に関係ないものにしか影響しないとはいえ、
ちょっと引っかかる。バイク自体はプレイして溜まる経験値的なものが
一定値に達すると解禁されるので、そこはありがたいかな。

 

コンティニューのゲーム内マネー消費は

スマホ版の課金要素だった名残だろうか。

 

 

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コースによっては他のライダーと勝負するっぽいのもあるんだけど、
実績にも影響せず、互いのレーンには移動できないし
勝っても負けても特に影響がないので
何のために一緒に走っているのかよくわからない。
特定のコースになると突然横に現れるので本当によくわからない。

 

 

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バイクアクションでギミックや地形を乗り越えていくところは楽しいが
効果音は控えめで、印象に残るBGMも画面的な演出はないので
プレイしてて盛り上がりにくい平坦なゲーム。


決して つまらないわけではないし
低価格で楽しめるバイクゲーム(レースではない)だが、
それとSF的な世界観ぐらいしかイマイチ特徴を感じなかったかな。
もう少し味付けがあれば大化けすると思うんだけど・・・。