携帯機でいつでも爽快に悪党をブチのめす!オートセーブも搭載した遊びやすさ! ファイナルファイトONE
ファイナルファイトONEも購入したのでサッと紹介。
ゲームボーイアドバンスのカプコン名作移植のうちの1本だ!
転職して少し資金的に余裕が出たので買えるようになってよかった。
移植はアーケードではなくスーパーファミコン版を元にしている。
わかりやすいのはオープニングの このシーン。
ストーリーは、さらわれたジェシカを助けにいくぜ!
という非常にわかりやすいもの。
ハガーは娘を助けるため、コーディは幼馴染を助けるという名目だが、
ガイは画像の通り、ややふわっとした動機ではあるが、男らしくはある。
スーパーファミコン版が元になっているとはいえ、
なんとアーケード版と同じく3キャラ使える!
スーパーファミコン版のファイナルファイトだとハガーとコーディが、
ファイナルファイトガイでハガーとガイしか使えなかったからね・・・。
しかしそれだけではなく、
隠しキャラとしてストリートファイターZERO版のコーディとガイも使用可能!
性能は元々のコーディとガイより強く、
特にガイのパンチは早すぎてパンチハメがしづらいほど。
しなくてもいいほど強いのだが、効果音の圧が本当にすごい。
なお、ストリートファイターZEROをモデルにしているためか、
移動しながらジャンプするとキチンと空中で一回転する。
ファイナルファイトの説明に余計な言葉はいらない。
ただ出てくる敵をボコりまくり、全滅させたら先へ。
一番奥に居るボスを倒せばステージクリア。
実に単純、そして効果音の重さもあって悪人をボコボコにするのが爽快で楽しい。
ハガーは敵を持ちながら移動したりジャンプできるので、
空中投げのパイルドライバーが超かっこよくて よく使ってしまう。
敵に囲まれた時は迷わず無敵攻撃である必殺技で切り抜けられるのもいい。
体力を僅かに消費するか、ザコに小突かれるよりかは減らない優しさ。
メガクラッシュじゃないの?と思われそうだが、この頃は必殺技表記。
敵の数もスーパーファミコン版では3体までだったが、
難易度によって3~6体と1画面内に出てくる敵の数が調整。
6体は最高難易度だけだが、それでも携帯機で わんさか出てくるのは圧巻。
しかもソフト2人と通信ケーブルが必要とはいえ2人プレイも可能。
ついでに言うと、スーパーファミコン版ではカットされた
エリア間の移動演出も復活している。
キャラ毎に得意武器が設定されていて
得意武器を使うと他のキャラとは違う使い方をするのも細かい作り。
ZEROの2キャラも使い勝手が似て非なるものなので遊んでて新鮮味がある。
GBA版はボス戦の前後に会話パートが挿入。より物語に没入できる。
ZEROの2キャラにも会話があり、スーパーファミコン版では
容量の都合でカットされたステージに関してのネタにも触れている。
会話シーンはボタン1つでカットも可能だが入ってくることに変わりないので
ゲームとしてはややテンポが悪くなったと感じるかも。
それでもゲームとして面白く爽快であることは間違いないし、
電源を切っても そのステージの最初からになるとはいえ
自動でオートセーブデータが作られ、次回起動時の最初にこの画面が出て
即座に続きをプレイできる利便性は本当にありがたい。
ボタン押しっぱなしで攻撃をオート連射してくれるオプションもある。
ハード故にBGMの音質の問題や、
アーケード版ではなくスーパーファミコン版の移植なので
そういう意味では不満を感じる人はいるかもしれないが、
スーパーストリートファイター2Xリバイバルといい、
ファイナルファイトONEといい、良好すぎる移植だ。
手軽に触れて気軽に中断も可能な素晴らしいファイナルファイトと呼べる。
ファイナルファイトが好きな自分はゲームボーイミクロで
いつでもどこでもメトロシティを闊歩するぞ!