アニメ版ドラゴンボールの素晴らしい資料本！アニメ制作の苦労話も！ドラゴンボール天下一伝説

動作するファミリーコンピューター・ディスクシステムを探して
ブックオフやらハードオフやらを探しても見つからなかったが、
こんな本なら見つけた。ドラゴンボール天下一伝説！

ドラゴンボールの資料本に見えて実際その通りだが、少し違う。
原作の資料本ではなく、アニメの方の資料本であること。
なのでオープニングやエンディングアニメの切り取りシーンや
アイキャッチ特集などもあったり──

こうしたアニメオリジナルストーリーの部分にも触れている。
豹牙流師範の天龍とか覚えている人いるのだろうか･･･。
悟空の多重残像拳を破る活躍を見せる何気に凄いやつだった。
もしかすると、ドッカンバトルにも登場しているのかもしれない。

声優インタビューも見どころがあって面白い。
この本が発行されたのは２００４年、
ドラゴンボール改の放送より５年前なので
ドラゴンボールリバイバルブームを考えて読むと余計に楽しい。

ピッコロの声優はクッソかっこいいことを言ってる。
戦力的には人造人間編のあたりから付いてこれていなかったが、
それでも弱いというイメージが全然なかったのは
声優さんの貫禄ある声とメインキャラのブレーン役なのもあったと思う。

一番の見どころは最後のほうにある漫画！
アニメ制作秘話の漫画はリアルタイムで視聴していた人間として
これだけで買う価値があった！！

言いたいことはわかるが、こんな知識を持ってる子供は嫌だな･･･！ 

漫画だと１話が渾身のアクションシーンだらけな迫力満点の内容でも
アニメだと１分も持たないことがあるとか、そりゃキレたくもなるな！
アニメが原作に追いつくわけだぜ･･･。

鳥山先生のネームをＦＡＸで送ってもらって
そこから脚本を描くという恐ろしい体制の話も！
「ネームじゃ動きの細かいところがわかんねーよ！」
というマジで言ってそうな作画監督の心の叫びもあるぞ！！

ドラゴンボールのアニメを視聴していた人なら
どこを切り取ってみても面白い話ばかり！
今になって買えるかは わからないが、
何度も細かいところまで見たくなる素晴らしい資料本だ！