時代的な作りと謎の不遇さを受け入れられるなら!ニンテンドースイッチ版バイオハザード4
ニンテンドースイッチ版バイオハザード4をクリアしたので軽く記事に。
他機種でのバイオハザード4は未プレイ。難易度はイージー。
ホラーゲームは苦手なので、やったことあるシリーズはナンバリングだと6だけ。
4のwii版は知り合いが持っていたので、
ちょっとだけ触らせてもらったことがあるぐらい。
あとはリベレーションズ1・2にGAIDENぐらいしかやったことのない
いわゆるひとつのニワカの感想になることを勘弁してください。
主人公はレオン。
大統領の娘を探しに謎の集落へとやってきたところから始まる。
そこには寄生生物プラーガに寄生された人間、ガナードの集まる集落だった。
ガナードは人間としての理性は失われているが筋力が強化されいたり
集団で襲い掛かってもくる。武器を使えば罠も使うゾンビとは全く性質の異なる敵。
レオンは そのような面々を相手に
大統領の娘を探し、脱出できるのだろうか・・・という話。
バイオハザード4はネット上に散々レビューが転がっているので
この記事では淡白に触れるが、wii版にあったリモコンを振ることでのナイフ攻撃や
QTEの簡略化は存在しない。ジャイロエイムを使ったエイムも無い。
プレイステーション4やXbox one版と同様と言えば聞こえはいい。
グラフィックは確かにいいが、どうしてもwii版より一段階低いように見えてしまう。
ジャンルは今で言うTPSで、
バイオハザード4は それの草分け的存在だが今遊ぶには辛い仕様も多い。
カメラアングルは違えど、スティック上下で前後に移動、
左右に入力で向きだけ変える いわゆるラジコン操作。
武器を構えている間は移動ができない、
カニ歩きもできないので慣れないうちは苦労する。
大統領の娘は早い段階で救出できるが、やられないようにしたり
大量の敵が出てきた時、どさくさに紛れて さらおうとしてくるので
それを阻止する必要が出てくる。護衛対象なので当たり前だが
大統領の娘は当然攻撃手段を持たないので邪魔に感じることも。
一応、武器を構えた時は伏せたりして照準の邪魔にはならないが、
体力は非常に低く、回復アイテムを使わないといけないので
ただでさえアイテムの入手数が限られているのに そうなってくると
足手まとい感が より強く感じてくる。
失敗したら即死のQTEが多かったり、
最後の最後まで そんなQTEがあったりと
HDリメイク版でも緩和すべきだったのではと思いたくなる。
上手く敵の頭部に当てると怯むので、
その間に近づくことで繰り出せる近接攻撃を放ち、
ダウンさせたり他の敵を巻き込んだりするのは爽快。
ちょっとゲームに慣れるとダウンさせた敵に近づき、
そのままナイフで追い打ちをかける。
この一連の流れをスムーズに決めて敵を倒せるようになると楽しい。
戦闘だけを楽しめるクリア後解禁のスコアアタック的なモードでは
そのアクションを磨けば磨くほどスコアが伸びるので余計に楽しい。
プレイステーション2版で追加されたモードは
ムービーの画質がプレイステーション2版そのままなのかと言いたくなるぐらい
やたらと ぼやけているのも気になった。
ゲーム的には好きだけど、やっぱり時代的な作りの古さに
イージーでも結構難しくてシリーズ入門用としては薦めづらい。
決して悪くはないんだけど今の時代に遊ぶには・・・みたいな微妙な感じ。
レオンは凄い訓練を受けているはずなのに、
敵ができるはずのカニ歩きができないのもちょっと・・・。
せっかくのジョイコンなのにwiiリモコン操作がないのも×。
スイッチ版バイオハザード5と6にはアップデートで
ジャイロエイムやジョイコン振りによる近接攻撃が追加されたのに
4だけそれがなかったりと、4だけ力の入っていないのが伝わってしまう。
どうして4だけ・・・?