母親が買ってきた夏の古本まつりのお土産! 94・96・97年のファミ通! 今となっては貴重な記事も!
今日は京都古本まつり!
といっても自分は行かなかったが、
本好きな両親が行ってきたのでそのお土産が到着!
1994年12月号の月刊ファミコン通信! 週刊じゃなくて月刊!
ドラゴンクエスト6が緊急特報として紹介されているあたり、
当時の状況を察してもらいたい。マザー2も まだまだ盛り上がっているころだ。
後ろにはスーパードンキーコングの広告。
CGを使った美しいグラフィックに滑らかな動きを
CMで見せつけられて驚いた人も多いんじゃないだろうか。
しかし、デジタルゴリラとはいったい・・・?
3DO REALの広告・・・!
これだけで一種の価値はありそうだ!
スパ2Xとアローインザダークは自分もよーく知っているぞ!
ランキングは納得のものばかり。
恐らくブログを見ているスーパーファミコン世代の人も
頷きたくなるようなタイトルが1本は入っているはずだ。
タカラ餓狼スペシャルはAボタンを押しっぱなしにして離すことで
何故か必殺技が出てしまうバグでありえない連携ができてしまうのでNG。
ボイスも一部使いまわしているしな!
ちなみにドラクエ6特集とあるが、堀井雄二氏への質問が5つあるぐらい。
これだけでも特報扱いになってしまうほどな当時のドラクエ熱の高さが伺える。
それと同じぐらいクロノトリガー特集も負けちゃいない!
開発中なので製品版とは違う画面も見られて新鮮。
まさにドリームチームなメンバーだったから、
盛り上がらないわけがないな!
第4次スーパーロボット大戦の初報もあったが、
ライターの好きなロボットコーナーで右側の人のチョイスが渋すぎる。
補給装置レベル上げしてたタイプの人だな!
第4次で初登場の真ゲッターだが、描かれていなかった真ゲッター2の下半身や
真ゲッター3そのもののイラストが、石川賢先生に描き下ろしたものが
記事のサイズは小さくとも初公開されている。
ネット上で噂でしか聞いたことない記事が載っているとは・・・
母親、ありがてえ、ありがてえ・・・!
次は1996年8月の週刊ファミ通。
プレイステーション・セガサターン・64が大盛り上がりなころ。
スクウェアのゲーム特集として、サガフロンティア、ザウバー、
そしてブシドーブレードの大特集があるらしい。
風来のシレンGB月影村の怪物の特集もあるぞ。
じ、自分はセガサターンは当時持っていなかったから
実際にあったか知らないが、8枚組のゲームなんてあったっけ・・・。
と、知り合いに聞いたら「ファンタズムっていうホラーゲーじゃね?」
と言われた。本当にあったのか・・・8枚組ソフト・・・。
この記事は最後に「10枚組の大作なんてのが出るかもね!」
とシメているが、入れ替えるプレイヤーの身にもなってくれ!!
このファミ通はゲーム記事より、
こうした当時のゲーム状況を取り巻くニュースのほうが読み応えがある。
96年の8月ぐらいか・・・コンシューマにおける性表現の規制が始まったのは。
当時からユーザーの懐に優しいHORI。
純正コントローラーと比べて1000円安く、
多人数プレイのゲームにどうぞとのこと。
HORIの優しさ、あったけえ・・・サターンボンバーとかあったし・・・。
ああ、コンビニでゲーム扱ってるなんて懐かしいな・・・!
流通が多すぎて混乱してきているとか、
もうこの時点で迷走が見えてきている感がある。
でも、コンビニでゲームが買えるのは田舎民としては浪漫があった。
何故なら、ゲーム屋まで車で片道30分ぐらいかかったからな!
コンビニは片道、自転車でも5分ぐらいの場所にあったから、
かなり手軽に買いやすいし、ジャケットを眺めて楽しんでたりもした。
今思えば相当迷惑な客だったかもしれない・・・申し訳ない・・・。
プレイステーション版のファイナルファンタジー5とか買ったから許して・・・。
この号でプッシュしているゲームは──
う、うん。
う、うん・・・。
左下に書かれている「FF7体験版がついてくる」以外に
売る気を感じられない広告。
右のページ見て欲しいって思うやつ、どれぐらい居るんだよ!?
トバル好きな自分だって頭抱えるわ!
バーチャファイターキッズのコラボ広告、
現代の本田圭佑みたいな内容だった。
なんで負けたのか、明日までに考えといてください。
ファミ通・・・お前・・・。
サガフロ特集は初報すぎて特筆すべき点がないので割愛。
この結論部分はいらんだろ! サガって入ってれば だいたいわかるよ!
ブシドーブレードはステージの作りやシステム面、
そして製作者インタビューまで揃っているスペシャルっぷり。
斬り合いのリアルさを語ってくれているのはいいんだが、
自分は元KGBの忍者が どうやって生まれたのかを聞きたかった。
真エンディングの条件、誰が設定したのかも聞きたかった。
風来のシレンGB月影村の怪物は新しい敵の情報が少し公開されたぐらい。
シレンジャーって単語、この頃からあったのか・・・。
ただ、今だとシレンジャーは風来のシレンにハマってる人、みたいな意味合いだが
これは風来のシレンの記事を担当している人たちって意味のようだ。
最後は1997年の4月に出たファミ通。
3冊ともファミ通じゃねえか! ありがとう!
ポケモンがアニメ化とか、
ハドソンがゲームボーイに外付け周辺機器で赤外線通信可能にとか
やっぱり目を惹かれるニュースがある。
今でもポケモンのアニメが続いているとか、相当な古株だ。
ゼルダの伝説 時のオカリナ・・・ではなく、
まだ64DDで出ると言われていたころ。ゼルダの伝説64名義。
これだけでも相当初期の情報だなって わかるな!
画面写真はハイラル湖だが、この人は誰だよ!
といっても公開されているのはモンスターの紹介ばかりで
あまり見るべきところは・・・なくはない。
延期しまくってるせいで96年のファミ通から出ずっぱりじゃねえか!
広告が1年経っても存在しているせいで、嫌でも延期っぷりが伝わってしまう!
自分は発売日に買ったけど、ロード時間とか一部キャラの扱いとか許せねえよ!
魔都封滅之章の話は・・・もうなくなってますね・・・。
スパロボFは何回目かの記事のようで、
エヴァ参戦などの紹介は すでに終わっている模様。
にしても、やっぱり昔のゲーム雑誌は読んでて面白いな!
ニュース系は当時、「へー」とか「ふーん」で流すことが多かったが、
今になって読んで こんなに面白みがあることに気付くとは・・・。
そういう意味では、母親の土産チョイスセンスは抜群と言わざるを得ない。
ナムコのクッソ格好いい広告も見逃せない。
自分も こういう姿勢でありたいものだ。