悪ふざけ!メタネタ!グラインドで都市を滑るように駆け巡る痛快オープンワールド・バカゲー!サンセットオーバードライブ
xbox oneのサンセットオーバードライブの紹介!
steamでも販売されているのでパソコンでも遊べる。
必要スペックに関しては別問題だが・・・!
このゲームはxbox one本体と一緒に送られてきたが
先にシリーズで気になってたギアーズオブウォー4をやっていたので
サンセットオーバードライブをプレイするのは遅くなったが、
せっかく送って貰った以上はクリアまでプレイした。
そう言っておいてスピードワゴン財団から送られてきた
ファミコンゲームなどは全然クリアできていないが、
ゾンビハンターなどが難しすぎるので勘弁してほしい。
話が逸れてしまった。
ストーリーはゲームの舞台は西暦2027年の架空の都市「サンセットシティ」。
汚染されたエナジードリンクを口にした人々が、
次々と凶悪なミュータントへ変貌するバイオハザードが発生!
華やかなパーティーの裏で清掃員をしていた主人公は、
嫌な上司はいなくなったし、退屈な仕事にもいかなくていいと大喜び。
ミュータントをボコボコにしながら街からの脱出を目指すことになる。
主人公に性格付けはされているが、
ゲームスタート時に作れるようにはなっている。
体格・顔・髪・ひげなど、一件いじれる箇所は少ないように見えるが
細かくいじれるのでキャラクタークリエイトの幅は広い。
もちろん衣装も変えられるし、当たり前のように女装も可能。
君だけのイカした格好でサンセットオーバードライブの世界を走り回れ!
これ俺ね。
オープンワールドの3Dアクションゲームで、
基本的に「〇〇へ行け」と言われ、行った場所でミッションスタート。
ミッションを始める前や、ミッション中でも一時中断して
サブミッションをプレイすることが可能。
ミッションを始める場所や進行場所は
マップとメイン画面にマーカーが出るので見失うことはない。
オープンワールドで気になるのは移動手段。
だがサンセットオーバードライブでは乗り物に乗ったりはできない。
ファストトラベルもあるにはあるが、行ける場所はかなり限られている。
と聞くと移動が面倒くさそうに思えるが、そこを楽しく仕上げているシステムがある。
それは『グラインド』だ。
レールや電線、パイプなどに乗って沿うように自動で滑り動く移動手段だ。
途中で途切れていたら落ちてしまうが、壁などがあったら自動でターンするし
勢いは一定時間速くすることは出来ても、遅くなって止まってしまうことはない。
グラインド中でも銃撃や打撃を使えるので、
グラインドしながら攻撃をするのが このゲームの基本となる。
レールや電線は現実の街並みよりも過剰なほど多く、
グラインドできる場所に困ることは全くない。
地上を走って移動するよりも速く、引かれたルートだけとはいえ
分岐点も多数あってスティックを入力すれば そちらへと移動できるし、
斜めに張られていて高度が変わるものも当たり前のように存在するため、
単なる一直線の移動にも留まっていない。
別に地上を走って移動してもいいんじゃないかと思われそうだが、
移動速度はグラインドの方が速いのは置いといても別の意味で大変。
そう、大量のミュータントが居る設定なので普通に街中に山盛り存在する。
さらにどこからともなく湧いてくるし、見つけるとこちらへ向かってくる。
普通に大ジャンプしたり壁を登ってくるのでグラインドしないと面倒。
壁走り、水上滑り、空中ダッシュなどもあって
まさに移動そのものが楽しい。崖捕まりからのジャンプもオートだし
動きの移行が非常にスムーズで全く引っかかりはしない。
壁走りは直角であろうと、1ボタンで曲がって壁走りそのままで行ける。
ゲームを進めると特定の武器種で与えるダメージが増える、
近接攻撃の与えるダメージが増える、装弾数が増えるといった
オーソドックスなものから近接攻撃のついでに炎が出る、
といった変わったものまで存在するスキルをセットできる。
メニュー画面を開ければ武器共々いつでも付け替えられるので
「あのスキル付けていればミッション楽だったのに!」なんてことはない。
ミッション中のチェックポイントは細かく設定されているので
やられてしまってもすぐに復帰できるし、
高いところにある場所へ行けと言われるミッションは
途中で落ちてしまっても強制的に謎のワープが発生して
チェックポイントまで戻される仕様になっている。
出てくるキャラクターたちは どいつもこいつもアクが強く、
メタなネタが多め。画像では、プレイヤーキャラが使う
武器変更画面を謎のオッサンに見せつけているシーン。
こういうネタも当たり前のように出てくるし、
プレイヤーキャラはゲームキャラであることを自覚しているので
「すぐリスポーンするから大丈夫さ!」みたいなことを言ったりもする。
上に何か引っかかるものがなければ ぶら下がるような姿勢にも
1ボタンで変えらえるので敵の飛び道具を とっさに避けるのにも適している。
グラインドへの移行も ぴったり電線などに合わせなくても
吸いつくように乗ったり ぶら下がれるので簡単。
ゲームプレイ中のロード時間は全然なく、
カラフルな色合いの街中を低所・高所問わず
まさに飛び回るように動けるのは楽しい。
高所でミュータンド共を見下ろしながら
悠々とグラインドしている時の楽しさと来たら!
しかし見逃せない欠点も多数。
まず、点々と一定の時間、対象物や仲間を防衛するミッションがイマイチな点。
打たれ弱く、仲間も積極的に攻撃してくれるのは終盤の ある1ミッションぐらい。
対象物の防衛ミッションは罠を設置できるものの、
置ける罠の数が少なく、壊れてしまうので心もとない。
毒液を飛ばしてくる敵は逃げ回りながら飛ばしてくる割りに
エイムがやたらと正確なのも困りもの。
なんで地上に居る敵が空中の特定の座標へ毒液を置くように飛ばしたり
壁の内側へ、かつプレイヤーが中央に来るよう飛ばせるんだよ・・・。
xbox oneのマシンスペックを活かしているため、
エリア内の敵を全部倒すタイプは大量の敵が次から次へと
襲ってくる攻撃をかいくぐりながら こなす必要がある。
特定のギミックを作動させるようなミッションは敵が無限湧きのことが多い。
さらにプレイヤーキャラも打たれ弱く、簡単に死ぬ。
体力回復は街中に点々とある回復アイテムか
敵がたまに落とす回復アイテムを拾うしかない。
中盤から出てくるロボットは硬くて1体倒すだけでも大変なのに
ミュータントほどではないにしても複数一気に出てくるし
攻撃手段がアサルトライフル。
ダメージを受けた時に無敵時間がないので
連続ヒットして1回の攻撃で体力ゲージの半分持っていかれたりする。
2体の攻撃が重なるとアウト。
グラインドと合わせれば2体の攻撃が重なることなんて早々ないのだが、
終盤のあるミッションは妙に狭く、グラインドできるのが上下にレールがなく
水平移動しかできないのに敵の数は多いので弾幕で体力を削られる。
そのミッションに出てくる敵はレールの上に地雷を置いてくるので
容易に体力を持っていかれる。その割にロボットは体力回復アイテムを出しにくい。
チェックポイントは細かく用意されてはいるものの、
移動しながら銃で敵を狙うことがデフォなので
あまりガチガチのエイムじゃなくても当てられるが、
エイムが苦手な人には非常に厳しい。
難易度の設定はないし、救済措置がないのも大変。
難易度ノーマル以上のFPSやTPSをクリアできる程度のエイム力は欲しい。
オンラインも8人まで出来るが、元々が2014年発売なので人がいなかった。
間違いなくxbox oneを手に入れたのなら遊ぶ価値のあるゲームだが、
最後までクリアするには ちょっとした敷居の高さがネックとなる。
難易度の面で引っかかりはするものの、そこを乗り越えれば
億劫だった移動に楽しさを全振りした痛快オープンワールドのバカゲー!
明るい終末の世界をグラインドで駆け巡ろう!
マイクロソフトストアなら2052円でダウンロードできるぞ!