単なる女体化ゲーにあらず!シンプルながらも戦略性が増したMOBA系ボンバーマン!ボンバーガール
地元のゲーセンにネット対戦可能で
複数タイトル入っている筐体が いつの間にやらあった。
格闘ゲームが このゲーセンに入ってくるのなんて
本気で十数年ぶりじゃないかと思われるぐらいなので感動したが
複数タイトル入れられる筺体なのに3タイトルは少し寂しいな!
とはいえ、これから増えていくことだろうから期待。
ふと近くを見ると、見覚えのない縦画面の筐体が。
まさかのボンバーガール!!
日本中でも全然稼働していないと言われていたやつ!
ま、まさか福井県で稼働していた店があったなんて・・・。
見かけた瞬間、偽物か何かかと疑ってしまったほど。
基本はボンバーマンだけど、ルールが少し異なる。
マップが縦長だったりライフ制なので一撃でやられなかったり、
やられても特定のリスポーン地点から復活できる点。
じゃあどうやったら勝ちなのかと言うと、
一番奥にある相手のベースを破壊すること。
しかし、点々と リスポーン地点があるので
破壊することで自分たちのリスポーン地点に変えて進軍しやすいとか
何度か爆破しないと壊せないゲートがあったりで
単騎突入しても破壊に手こずってる間に敵が来てやられたりしてしまう戦略性も。
手元には俯瞰視点のマップがあるので、
戦況が一目で わかるようになっている。
顔アイコンが被ると誰が誰だが わかりにくくなる欠点はあるかな。
キャラクターは数種類いるが、爆弾や火力アップとは別で
経験値アイテムを取っていくとキャラクター固有のスキルが使用可能に。
貫通ボムを置いたり一定範囲内を爆破、
遠距離攻撃を放ったり近距離を移動したうえで周囲攻撃など様々。
スキルが使えるようになったかどうかは
手元のスキル使用ボタンやメイン画面の右下を見ることで
簡単に確認できる。ついでに手元のタッチパネルは
オンラインプレイの時に使えるエモーションも搭載。
敵のリスポーン地点のゲージをゼロにしても破壊はできず、
メインモニターの前にある赤いボタンが せり上がってくるので
これを早押しクイズのように押すことで破壊が成立。
サイレンと共に赤く点滅して せり上がってくるのが
ゲーム的にはいらないはずなのに、あると何だか楽しいギミック。
4対4のチーム戦ではあるので
自分や味方の爆風に当たってもダメージが無いのは嬉しい。
とはいえ、何もなかったら爆弾置きまくりの戦法が出来てしまうので
多少怯んで動けなくなるデメリットは負う。
味方をわざと攻撃するイヤガラセは絶対にやめよう。
ボンバーマンを女体化したようなタイプのゲームに見えるが、
中身は複数のプレイヤーが2チームに分かれて敵の本拠地の破壊を目指す
いわゆるMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)系ゲーム。
誰が敵陣に攻め入るか、どのタイミングで守りに戻るかが重要。
ゲームがシンプルであるが故にスキルの使用タイミングも大事。
チームワークが鍵なボンバーマンは新鮮で楽しい。
しかし欠点もあって、ブロックを生成したり
仲間のHPや拠点の耐久度を回復できるブロッカーが
チームに1人は居ないと実質ノーガード戦法のようなことになってしまい、
苦戦を強いられてしまう。MOBA系ゲームなので、
使用キャラの役割を理解できていないと全然活躍できないのにも注意。
やられた時は自分のキャラが大きく、
敵を倒した時は やや小さく衣装破れのイラストが出てくるが、
これのせいでどうしても人目につきやすい
アーケードゲームとしてプレイしやすいとも言い難い。
設置店舗が少なめなのも、これが原因なのでは・・・。
負けていてもラッシュタイムが発動し、
発動した瞬間は味方全員の体力が全快、爆弾・火力・速度が最高、
スキル解禁に必要なレベルも上がる、
スキル再使用に必要なクールタイムも短縮と非常に強力なので
逆転の可能性が高いのは素晴らしい。
敵の爆風は自軍の爆風で上書きできるので、この仕様を使った攻防も面白い。
人前でプレイし辛いゲームなのは間違いないが、
ただの女体化ボンバーマンで終わらせない奥深さがある。
基本的な操作もスティックと爆弾設置の1ボタンで、
あとはタッチ画面や、タッチ画面の上にある投影型ボタンなので
どれを押せば何が起こるかもわかりやすい作り。
初心者はスキルがシンプルで わかりやすいシロか
チームに1人は欲しい上にやることが
スキル説明を見ただけで わかりやすいモモコだろうか。