セガサターンのマルチメディア展開に時のオカリナの初報記事!見どころ満載な1996年のファミ通
前回と同じく古本まつりのお土産でもらった古いファミ通。
今回のは前回から大きく時代が飛んで1996年。
プレイステーションやセガサターン、64で
コンシューマはポリゴンを使ったゲームに試行錯誤していた時代。
どこも面白いゲームが多くて、値段はスーパーファミコンよりも安くなったが
の機種のどのゲームを買うか迷って結局は財布に優しくなかった時代でもある。
最初にはレイストームの広告が!
超格好いいイラストとゲームのウリとなるシステム紹介だ。
ロックオンレーザーなるものがあって、
オートモードにすると自動的に発射されるが
マニュアルモードで通常のショットと使い分けるのが楽しい。
しかし、自分はゲームアーカイブスで初めて触った
ニワカファンなので詳しいことは あまり語れない。
エクストラモードのエンディングは
タイトーらしく母星に優しくなかった記憶はある。
こ、これは懐かしい・・・! ローソンでやってた
スーパーファミコンのソフト書き換えサービス、ニンテンドウパワー!
後にゲームボーイの書き換えにも対応したが、自分は頻繁に世話になったよ!
友達から借りてクリアまでやったけど返してしまったので
改めてやりたいと思ってたトルネコの大冒険とか安価で遊べた!
ヘッドマウントディスプレイの宣伝も入っているが、
6万円の値段はともかくとしても
コンポジット接続だから今となっては辛いものの、
当時これをつけてゲームしていた人はいるんだろうか。
これでスーパーマリオ64とかジャンピングフラッシュをやってみたい。
セガサターンのマルチメディア展開についての話も。
サターン用のモデムを出してテレビ電話を可能にするという話。
証券取引計画もあったそうだが、そこに限ればファミコンでもやってたな・・・。
実際にはお蔵入りになって次世代機のドリームキャストでモデムを内蔵し、
ドリームアイというカメラとマイクデバイスが付いてくる周辺機器を接続することで
付属のソフトを起動して行うものだった。
ドリームアイ持ってたからな・・・知ってるんだ・・・。
別売りの周辺機器を持っていないといけない、
自分も相手も専用のソフトを同じ時刻に起動していなければ
当然テレビ電話できない敷居の高さから、全然できなかった。
もっぱら、待機中に遊べるミニゲームが面白いから
それに金を払ったようなものである。
ゲームボーイ版ヨッシーのパネポンも懐かしいが、
ワンダープロジェクトJ2も懐かしいな!
友達が買ったけどコントローラーパックを持ってなくて、
スーパーマリオ64のデータ保存に使うのかと思って買ったが
使う必要のないソフトだと気付いた自分のところへ来て、
クリアするまで貸してくれと本気の土下座にきたのを覚えている。
プレイステーションとセガサターンと64の3Dゲームが
色んなページで特集や広告が出ている中、
スーパーファミコンのRPGがデカデカと。
その名はドラゴンクエスト3! こいつは素晴らしいリメイクだった!
最初の選択肢で勇者が どんな性格になったのかから話が始まるのが面白い。
そして世界中から注目を浴びていたファイナルファンタジー7も!
3行の文章はあるがゲーム内について触れているようで全然触れてない文章。
ひたすらゲームのスクリーンショットで埋めまくっているが、
この異様な構成が逆にファイナルファンタジー7の期待度を高めてくれた。
ただ、自分としては終盤で明るくなって本当の自分を取り戻したクラウドが
外部コラボ系で見てみたかったな・・・!
質問コーナーには こんな凄まじいものも!
ゲームの続編が出る可能性があるのか聞くという恐れ知らずな内容。
マザー2の続編が当時「任天堂タイトルの中で一番進んでいる」と
紹介されているのが今となっては物悲しい。
でも無事に3が出てくれてよかった。
聖剣伝説3の続編は当時を考えるとレジェンド・オブ・マナのことかな。
コントローラーの形状に触れたり、
3DOのバリエーションの1つであるM2についてのものも。
M2は今聞いても変態の移植職人が揃ったメーカーしか浮かばない。
ゲーム機の名づけに関するエピソードもあった。
PC-FXと3DO REALについて書かれているのがレア。
よりによって この2機種が大きな夢を抱いた名づけ元なのが・・・。
テイルズオブデスティニーの開発中画面があって、
戦闘時の空間演出に関する表現に関するものがあるとか
これはこれで貴重っぽい記事。
一番凄いのはコレ。64のゼルダの伝説初報記事!
まだ64DDで出すと言っていたころでサブタイトルすらない時期!
製品版で見たことあるようで無いような大型のスケルトンや、
製品版と異なるリンクのテクスチャーなど
開発中だからこその違いが見ていて楽しい!
宝箱からトライフォースが普通に出てくる画像があるけど、
開発時は どんなストーリーになっていたのだろうか。
宝箱を開けたら光が溢れてくる演出は すでにあった模様。
何かがある時、そこへリンクの視線が向くという
バイオハザードっぽい仕掛けがあったみたい。
ただ、これだとわかりづらいから、何かあることを
視覚的に わかりやすくするナビィを導入したのだろうか。
やっぱり古いゲーム雑誌は見ていて面白い!
良いお土産をありがとう! 両親にはケツを向けて眠れない!