ひまつぶし

ひまつぶしに書いているブログです。

ゲームを遊ぶだけでも楽しい!作りは よりディープに!お手軽なんてもんじゃない!Nintendo Labo VRキット

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ようやく最後のバズーカToy-Conまで組み上がった!
そして全部のゲーム一通り遊んでみて、
やっぱり最高のダンボールキットだと確信!
自分はニンテンドーラボのシリーズ最高傑作に上げたい!

 

ファーストインプレッション記事と合わせて どうぞ。

 

 

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1つ1つのToy-Conから軽く触れていこう。
カメラToy-Conはレンズ部分を回すことで
ゲームではズームとして反映されるのだが、
回すときにダンボールの小さなツメを掠める設計なので
『カチカチカチ・・・』と音が鳴るのが臨場感抜群。

 

 

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ゲーム的には水中に居る魚を撮る。
1種類ごとに撮っていくとミッション欄が埋まっていくので
コンプリートを目指そうという程度のものだが、
これがまたコンプリートを目指すと よくよく周囲を見渡したり
浮上と潜水やズーム機能を使って探さなければいけない。
しかし、ミッションをこなせなかったからと言って何か言われるわけでもなく、
一度撮った魚を自分なりに拘ったアングルで撮るもよし。

 

 

 

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水中にカメラだけ投下しているような状態か、
魚はプレイヤーを認識していないのでドアップで寄ってくる。
画面ごと後ろへ引いてしまいそうな臨場感だ。
この迫力は流石のVR。

 

 

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ゲーム内でのカメラの作りも精巧なので、
きちんとカメラを支え、被写体を捉えて撮影しないとブレてしまう。
クソッ!もうちょっと待っててくれよ! はみ出し刑事もダメか!

 

 

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お次はゾウToy-Con。上からボールが落ちてくるので
パネルを掴んでボールが落ちないように
ゴールのリングへと誘導するパズルゲームだが、
単純な伸び縮みだけではなくジャイロで横方向へも認識するので
それを活かしたステージもある。作りは簡単に見えるが、
奥行きもあるので そのあたりも含めた もどかしさが楽しい。

 

 

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3Dペンのようなソフトもあるぞ!
色を自由に作れたり図形ツールがあるのは当然、
質感すら変えられたりと尋常ではない作り。
エフェクトを描けるツールもあるし、3Dで描けるので
表と裏で違うものを描いた一例を出してきている。

 

 

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トリToy-Conもグリップの握り心地は良いし、
握ることでゲームの操作をしつつVRゴーグルを
しっかりと顔に固定できる二重の作りになっている。

 

 

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グリップを握ると飛翔、向きは そのまま左右へ傾ける直観操作。
ゲーム内容は広いマップに点在しているヒヨコにエサを上げて
一緒に飛ぶ仲間を増やしていくシンプルなものだが、
変な制限もなく自由に飛び回れるので
「飛ぶ楽しさ」に重点を置いたゲーム。

 

 

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別に地面に ぶつかって死ぬ、みたいな要素もないので
平気で地面すれすれを飛んでも大丈夫なのだが
やはりそこはVR、地面が近づいてくる感じが めっちゃ怖い!
自分はビビって頭を後ろに のけぞったら真後ろにあるドアにぶつけた。

 

 

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ヒヨコの場所はノーヒントで ひたすら飛び回らなくても
一部地域を見られるようになるマップがあるしファストトラベルもある。
マップを取れば その範囲内でのヒヨコの位置も わかるので、
良い意味で のびのびと遊べる。

 

 

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「のんびり飛ぶのもいいけどスピーディに飛びたい!」
という欲望も、ラリーで叶えてくれる。
タイムオーバーになる前にリングを潜ってゴールを目指す。
挙動が鳥なので急旋回できないことを考えることがポイント。
地面すれすれや海面すれすれを飛ぶこともあるので、
これまたスリルを味わうことが可能。

 

 

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別のToy-Conと合体させることで楽しめる要素も・・・!

 

 

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風Toy-Conはペダルを踏むと自身に風が吹きつけてくるというもの。
ただ涼しいだけのようだが、ゲームはペダルを踏むとカエルがジャンプ。
それで飛んでくるボールを避けると同時に足場が上がる。
ゴールまで無事、上り切れるか!?といった内容。

 

 

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これもVRであることを活かして高さを十二分楽しめるし、
風が吹きつけてくることでメチャメチャ高く飛んでる感が体で味わえる。
上を向いたり体の向きを変えたり下を向いたりすることで
景色を楽しむこともできるぞ。
タイミングよくジャンプするだけのゲームではあるが、
ふんばりジャンプで多少タイミングがズレても大丈夫な救済も。

 

 

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時々ボールを落としてくるので、その時はヘディングで撃ち返せ!
っていうか誰が こんな高空からボールを落としてるんだよ?!

 

 

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一番すごいと思ったのは、やはりバズーカToy-Con!
ちょびっと版でもバズーカはあるあたり、
製作者の自信の高さがうかがえる。自分もオススメ。

 

 

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ゲーム的には自動的に進むので
道中現れる敵を倒したり倒さなかったりして
ゴールまで行けば終了。ステージによってはボスがいることも。
自動で進むステージは極論、敵を1体も倒さなくてもクリア可能。

 

 

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敵から攻撃が来るような要素もないので
純粋に撃ちまくる楽しさのみを味わえる。
アイアンサイトで狙い定める渋さが好き。

 

 

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敵に狙いを定め、弾を装填せずにトリガーを引くとロックオンとなり、
多少狙いがズレても自動的に飛んでいくようになる。
特定の場所に当てると爆発して一度に多くの敵を倒せるものもあるので
しっかりとしたガンシューティングに仕上がっている。

 

 

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緩く遊ぶ分には適当に撃ってもいいのだが、
スコアを狙うとVRなので首を横に上に動かして索敵する必要がある。

 

 

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1ステージで限られてはいるが、
時間を止めて撃ちまくることも出来るので
自動的に進むレールガンシューティングとの相性が良い。
1回発動したらゲージを使い切るまで・・・ということもなく、
途中でやめることも出来るので節約していくことが大事。

 

 

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かなり大雑把に触れてきたが、
どれもこれも単純なゲームに見えて作りこみが凄い。
まだまだ紹介していないゲームは たくさんある。
ピンボールも なめられたもんじゃない本格派だ。

 

 

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そしてToy-Conの仕組みを知ることで、より楽しめる。
バズーカは ちゃんと弾込めのガチャンとした手ごたえがあるし、
発射時には撃ちだされるような感覚が しっかりある。

 こうした構造を知ることでも楽しめるのが凄い。
ただ画面に表示されるがままに作っていくだけで
こんな凄い構造になっていたのかと思い知らされる。

 

 

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こんな複雑な構造になってはいるのに、
作る時は簡単そうに1つ1つ教えてくれる。
「ここは注意したほうがいいぞ!」というところは
しっかり教えてくれるし、点々とチェックの機会を与えてくれるので
ミスしたまま気付かず先へ先へ進めてしまうこともない。

 

 

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一番恐ろしいのは、Toy-Conの構造を考えた人じゃないだろうか。
どんな頭をしていたら こんな組み方を思いつくのだろうか。
作っている時は「これどこのパーツに来るんだ?」
「ツメが余ってるけど、どこから固定するんだ?」
となるが、思わぬところから重要なパーツに繋がっていたりする。
しかし一方で、「これどこのパーツを作ってるの?」とはなるが、
細かく組み上がっていくので「あっ、これはこの部分かな?」
と、形が わかるようになっているので進捗状況も掴みやすい。

 

このあたりをどうやってこんなバランス良く作り上げたのか さっぱりわからない。
ぜひとも深いところまで突っ込んだインタビューを
どこかのゲームメディアにやってほしい。

 

 

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お手軽なVRが楽しめるが、
自分で本格的なVRゲームを作れるガレージも搭載。
アクションゲームからガンシューティング、FPSまで作れてしまう。
ただ遊ぶだけでも楽しい、作る方向でのツールも大きく進化。


バラエティキットから全部遊んでいるが、
文句無しにニンテンドーラボの中で最高傑作。

少しでも興味のある人は間違いなく手を出して後悔はないはず。

画面の都合上、解像度は低くなるが遊んでいると気になりにくいかな。

さすがに幼稚園ぐらいの子供には難しいと思うので、
そういう時は親御さんが手を貸してあげよう。