ひまつぶし

ひまつぶしに書いているブログです。

引っかかるところはあれど、骨太で やりごたえのあるランアクション!名探偵コナン スケボーラン 怪盗キッドと神秘の秘宝

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名探偵コナン スケボーラン 怪盗キッドと神秘の秘宝を紹介!
クリアまでは一応やったので紹介。

ニンテンドースイッチのダウンロードソフトで値段は3500円。
やりこみ要素的なのはチビチビとプレイ中なので
完全にクリアまでプレイしての記事ではないので注意。

 

 

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コントローラーはジョイコン1本持ちでも
Proコントローラーでもバッチリ対応。
電子説明書にはキャラクターの紹介もあるが、
会話パートは少ない上に出てこないキャラも多い。

 

 

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チュートリアルも しっかり入っているので
説明書を読まないままスタートしても大丈夫。
危険な場所へ笑顔で送り込む蘭が鬼畜に見えるが気のせい。

 

 

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ストーリーは、鈴木園子の伯父である

次郎吉おじさんが建設した巨大なテーマパークが舞台。
そこに最近見つかった神秘の三大秘宝が隠されているとのこと。

 

 

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何故、次郎吉おじさんが秘宝を隠しているのかは

全くわからない(ゲームクリアしてもわからない)が、
そんな秘宝を不憫に思ったのか怪盗キッドからの予告状が。
見つけた以上は盗まれるわけにはいかない、我らがコナンが立ち向かう!

 

 

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3エリア全30ステージで構成されている。
1ステージあたり3つのミッションが存在し、達成すると星が1つ獲得できる。
これがやりこみ要素でもあり、一定の数が無いと先のエリアへ進めない。
ミッションの内容はステージによって異なる。

 

 

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ラストステージまで必要な星は それほど多くないので
自分なりにミッションクリアしやすいところだけ達成していけば大丈夫。
ミッションはゲームプレイ中にも確認できるし、一度にクリアしなくてもいい。
例えば1回目のプレイで1つ目、

次のプレイで2~3つ目のミッションをクリアすれば
3つ全部の星が獲得できる、といった具合。

 

 

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ゲーム内容は自動的に前進するオートラン系アクションゲーム。
次郎吉おじさんによってギミックが大量に仕掛けられているので
ジャンプ、サッカーボール、仲間の協力を使いこなし、ゴールを目指す。
極一部のステージは「時間切れまでにコインを規定数集めろ」というのもある。
左・真ん中・右の3ライン制なので わかりやすい。

 

 

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サッカーボールはボタンを押すとベルトからボールを取り出し、
シュートして直線にある木箱を破壊する。
木箱の中にはコインや仲間キャラが入っているので可能な限り壊したい。
ただし、ボールを取り出すところから始まるので
余裕を持ってボタンを押さないと間に合わない。
そのためか、壊せる木箱はロックオンマークが遠くからもつくので目を引きやすい。

 

 

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スピードは なかなか速め。初見で星3つは至難の技。
ゲーム序盤からジャンプ中に軌道を変えて連続してコインを取らないと
達成できないミッションも出てくる硬派な作り。
コイン自体は ちゃんとジャンプなり安全地帯への指標を示してくれる。
取った時の効果音も良いし、連続で取るとコンボとなってスコア補正が入るので
上手くなればなるほどスコアが みるみるうちに伸びていく。

 

 

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仲間の協力はコース上に こうして点在しているので上を通れば呼び出せる。
クリア時に体力が一定数以上のミッションが多いので体力回復の蘭と
一定時間、獲得できるコインが倍になる園子の使うタイミングが大事。

 

 

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呼び出す仲間の効果を忘れてしまっても大丈夫。
上を通って習得した時に どんな効果が起こるか教えてくれる。
使った時にはイケメンならイケメンらしいセリフで助けてくれるぞ。
これは婦女子の方なら間違いなくハートがドックンドックンだろう。

 

 

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アガサ博士は残り制限時間が設定されてるステージのみ搭乗。
効果は残り時間の減少を一時停止。
セリフのせいで時間停止モノの同人誌に見えてくるが、効果は重要。
そういったステージでは「残り時間〇〇を残してクリア」があるからだ。
博士を使うことを前提としたミッションなので絶対に時間停止の お世話になる。
あるステージでは木箱の中に隠されているので見落とさないようにしよう。

 

 

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恐ろしいギミックとしては落ちたら即死の穴と毒の沼が凶悪。
特に沼は踏むとスケボーを挟んでいるにも関わらず独に侵され、
一定時間ごとに体力を奪われる。毒の解除は灰原のみ。
言い換えれば、灰原を使わないと大半の体力を持っていかれてしまう。

 

 

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仲間を呼び出して一定時間効果を発揮するタイプは
その間、仲間を拾っても習得できない。
ちゃんと効果が切れてからでないと拾えないので注意。

 

 

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点々と怪盗キッドのステージもあるが、
決まっているキッドステージの数パターンの中からランダムに選ばれる感じ。
キッドステージは怪盗キッドの画面隠しや画面逆さまなど妨害が来ることもある。
が、火の輪とか即死穴とか殺す気でいやがる!!

 

 

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合間合間に とりとめのない会話が挟まるが、
ランアクションゲームなのでクリアさえすればOK。
呼び出した際の特殊能力などは全く結びつかないので謎。

 

 

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コナンのゲームと聞くと
ヌルい内容にとらえてしまう人がいるかもしれないが内容は かなりガチ。
こんな風に きちんと奥を見ていないとコインを規定枚数習得する
ミッションどころか普通にクリアも難しい。
でもコースをちょっとでも覚えると綺麗にコインを次から次へと手に入れて
格好良く走り切れる。コインが上手い導線になっている良いゲーム。
僅かではあるが、コース内分岐もあって作りこみの良さが見える。

 

 

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あえて欠点を言うなら、仲間の呼び出しを習得した時に出てくる
吹き出しで右側のコースが隠れてしまうところ。
習得した直後に右曲がりするステージもあるが、
そこだと完全に先が見えなくなってしまう。もっと位置の調整が欲しい。

 

 

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仲間キャラと呼び出し効果も全然一致しないのも気分的に良くない。
せめて博士からの発明品を受け取って各々がコナンを支援する、
といった話を入れるだけでも この困惑っぷりを拭い去れたと思う。
ボイスもコナンとキッドの2キャラだけで寂しい。

 

 

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1ステージあたりはギミックや密度を詰め込んでいるため難しくも短く
どのステージも面白い仕上がりになってはいるが
3500円に対して30ステージと少な目。
全ステージオンラインランキング対応しているものの、
ステージ数の少なさを補えているとは言い難い。

ストーリー的にもエンディングが かなり適当なのが気になったかな・・・。

 

 

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グラフィックも お世辞にも一流とは言えない。
が、コースを覚えてクイックに反応していき、
仲間を状況に応じて使い分けることで難所を一気に超えたり
細かくジャンプしてギミックを超えながら
小気味良くコインを集めていくのは楽しい。

コナンの世界観的には違和感はあるかもしれないが、
アクションゲームとしては しっかり作られている。
少なくとも、eショップなどを見て
ショボいとかチープなどと一言で切って捨てるには惜しい1本。