ひまつぶし

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素朴な味わいと滑らかな動き!べクトレックス あこがれた光速船

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『光速船』を知っている人はどれぐらい居るのか わからないけど、
知り合いと親戚の家で触らせてもらった懐かしきレトロハード。
アメリカでは1982年、日本では1983年に発売されたが、
1983年といえばファミコンが発売したのと同年。
同年どころか1983年の7月と、ファミコンと同じ月に発売した。

 
ファミコンは14800円に対し光速船は54800円という価格差もあり、
グラフィックは お世辞にもファミコンに匹敵するものとは言えなかった。
これに関してはファミコンの性能が当時としては高かった割りに
値段が安すぎたのと、光速船はブラウン管を内蔵したのが理由の1つかも。

 

 

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だが、光速船は(細かく言えば違うが)
ブラウン管の点や線を動かして図形を描写する
ベクタースキャン方式を採用した唯一のゲーム機でもある。
ブラウン管モニターを付けているので、外付けモニターを必要としないのも特徴。
携帯性を考えてか、裏側には妙に大きい取っ手がついている。

 

 

 

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だが、グラフィックは見ての通りカラーではない。

それを力技で解決した方法としてゲームごとに用意された色付きの下敷き、
オーバーレイと呼ばれるものがあって、それをモニターにくっつけて遊ぶ。

 

 

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冒頭で触れた通り、知り合いと親戚の家にあったものを
ちょっと触らせてもらったが、今は壊れて動かなくなったり

処分されたりと現物を触る機会が無くなってしまった。
読者の中にも「興味はあるけど簡単に触れそうにない」
と思われそうだが、実は簡単に現物ではないが触れる方法はある。

 

 

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それは『ParaJVE』と言うエミュレーターを使うこと。
ソフトが内蔵されているので、エミュレーター1つだけで遊べる。
一見危ないように聞こえるが、メーカーが著作権フリーにしているので
法律的な問題は全く無い。個人的にはアーマーアタックがオススメ。

 

 

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光速船は その後、ひっそりと発売していた
ATARI2800などと共に歴史の影へと消えてしまったが、
重低音の効果音や、ATARI2600とは異なる線を主軸にした
グラフィックは独特の魅力がある。
全方位シューティングゲームなんかは今遊んでも楽しく、
長々とやってたら知り合いから速く終われと苦情が来たほど遊んだ。
自分が比較的近年触ったので当時買ったり遊んだ人ほど
思い入れも知識もないが、ATARI2600のような古典的な面白さはあるので
一度くらいはプレイしてみてほしい。

 

 

 

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なお、なんで急に光速船の記事をと思った人がいるかもしれないが、
知り合いとクロスハンターカードゲームをやって負けてしまい、
書いてくれと頼まれたから自分の思い出と知識を総動員しました。

本格的な紹介ができるほど触れてはいないので、

そういうのを求めていた方には本当に申し訳ありません。