細かい改善と改良!早く製品版を遊ばせろ!ディビジョン2オープンベータ その2
前回に引き続き、ディビジョン2のオープンベータ記事!
前回の記事で触れていなかったところにも、もう少し触れていこう。
やればやるほどディビジョン2!
作りこんだマップと干渉できるものが多すぎるからか
オープンベータとはいえ45Gもある特盛っぷりだが、
オープンベータなので当然マップには製品版よりも狭い範囲で端が存在。
見ての通り真っ赤な壁が展開されてはいるものの、
すり抜けて通ることはできる。が、数秒後には画面が暗転した後に追い出される。
しかし、ベーダボーダーラインを超えても その瞬間に追い出されるわけではないので
アイテムボックスが落ちていれば箱を開けて追い出され、
回収して追い出されることで無理やり入手が可能。
ベータ版ならではの根性アイテムゲット法だ。
が、製品版にはデータが引き継がれないし、
素材アイテムしかもらえないことが多いため
そこまでしてやる必要があるかどうかは別問題。
個人的にマップを うろついて気に入ったのは図書館のカバーポイント。
本を積み上げてカバーポイントにしているのだが、
ちょっと触るだけで崩れそうとか、銃弾を防げ無さそうとか
土嚢を詰むより作るのが大変そうとか、そういったリアルなことを投げ捨てて
独自のカバーポイントを作っている点に感動した。
敵が わざわざ1冊1冊くくっては積み上げていく姿を考えたら
自分だってカバーポイント1つに感動したくもなるよ。
カバーポイントといえば、カバー状態から障害物を乗り越えられる。
しかし、特定の高さから降りるとダメージを受けてしまうものの、
「ここから降りたらダメージを受けるかわからない」ことが多かった。
スクリーンショットでは小さくて見づらいかもしれないが、
ディビジョン2はカバー中に赤い△印に囲まれた『!』マークで
「今カバーしている ここを乗り越えて飛び降りるとダメージを受けるぞ」
と、一目で わかるようになっている。地味ながらも非常にありがたい機能だ。
スクリーンショットを撮った瞬間が悪かったのか
ますますPが躍動感のなさそうなダッシュモーションになっているが、
ミッションを終えて建物から出てくるときに良く感じることとして
前作と違い、時間や天候の変化があるのも嬉しい。
天候の変化も視認性として立ちはだかることも。
敵に照準を合わせると短時間だけマーカーを付けられるのだが、
それはパーティ全員に共有されるので索敵が大事。
だが、敵が見辛いところにいてマーカーを付け忘れていると
側面や後ろを取られたりして一気にダメージを受けたりと危険。
より、周囲を警戒する必要がある。
天候の霧と夕焼けが合わさって遠くからやってくる味方NPCが
アルマゲドンみたいに超格好よくなったのは笑った。
格好良さげだが、こいつら そこらへんのザコに負けそうになるからな!
そりゃそうだよ! 何故かカバーせずに正面から突っ込んで撃ちあうんだから!
何度か戦闘して わかったが、前作よりも敵が強くなっている。
といっても、ただ受けるダメージが大きいとかではなく、
前作よりも鋭くカバーポジションを小まめに動いてくるのは当然だが
スナイパーのスコープ対策にフラッシュライトを装備していたり、
グレネードライフルを撃ってきたら、その爆発に紛れて突っ込んできたりと
ザコの一言で片づけられない多彩な攻め方をしてくるからだ。
ラジコンに爆弾を付けて突っ込ませてくるやつも想像以上の脅威。
味方AI も強化してよ!なんで味方AIはランボーなんだ!?
様々な敵勢力の基地があちこちにあるのだが、
実際に見てみるとやばいところもある。
このアンブレラ社のような雰囲気を漂わせている感が凄い。
野生動物を捕まえてウイルス実験したような跡もある。
製品版だとストーリーに絡んでくるのだろうか。
パンデミックによって倫理観も崩壊しつつあるから、
普通に人体実験しててもおかしくない・・・というか、
ザコ敵の時点で麻薬やって痛覚がないのか平然と突っ込んでくるやつもいるか。
ある場所には、普通に進むと わからないけど
ふと後ろを振り返ると麻薬の栽培を山のようにやっているビルもあった。
他にも そういった薬物を普段から使い慣れているのか、
モルヒネらしきものを注射して倒した敵を蘇生させる
衛生兵らしき敵も居る。十字架アイコンの敵だが、
AIの賢さや装備の多様性が上がっているので単調に感じる戦闘は無い。
まだベータテストなので突くのも どうかと思うが、
恐ろしいバグにも出くわした。ここは左と右にエレベーターのドアがあって、
電源が止まっているので上からエレベーターを伝い降りて
左のドアから出てくるはずが、ますますPだけバグが発生し、
右のドアが開かないエレベーターへ幽閉されてしまっていた。
ドアは開くことも出来ず、ここはダンジョン扱いの場所なので
仲間の居る場所へ直接ファストトラベルする機能も使えない。
結局、ますますPは このあと拠点に戻って地道に徒歩で戻ってきた。
物理的に物を詰み上げまくって
これより奥へ入れないようにしているマンションもあるが、
横の手すりから普通に よじ登って入れてしまった。
「普通に行けるならバグではないのでは?」と思われそうだが、
近くにある部屋が1つだけ異常なほど暗いのが気になる。
暗い部屋は光源が無くてもゲーム的には見えるように作られているのに。
このタイミングで丁度オンラインになったカワミスさんには
勝手にスクリーンショットを使って申し訳なく思う。
細かいシステムの改善・改良、細かいものに対する干渉が
プレイすればするほど作りこみの異常さが見えてくる。
スクリーンショットの場所は空き瓶が良く転がっているので、
ちょっと歩くと細かくビンの倒れる音や転がる音が鳴ったり、
紙切れを踏んだらクシャッて鳴ったりとかね。
こうした効果音は今だと珍しくなさそうな作りこみだが、
このゲームはマップほぼ全域に渡って様々なものが散らばっているので
より音響方面の作りに驚かされる。
重い装備をつけているからこその動きにくそうな後退の動きとか、
早くカメラを動かした時と ゆっくりカメラを動かした時の
首の振り向く動きが違うとか、
こんな一見どうでもいいところにあるものにまで個別に作りこんでるんじゃ、
そりゃベータテストなのに45Gも容量あるわけだよ!
早くワシントンを駆け巡って遊びまくりたい!
これこそが今のオープンワールドTPS RPGだ!
期待の2文字しかない! 早く製品版きてくれ!!
↓まだ見ていなくて時間のある方は、こちらも合わせてどうぞ。前作のレビュー。