FPSで学ぶ、海外から見た日本のイメージ
Game*Sparkで【総力特集】『洋ゲーに登場する勘違いニッポン』10選
という記事を見つけて内容は非常に興味深く、
実に面白かったのだが、記事自体は2015年のもの。
ならばこの記事で触れられていないタイトルを
自分のブログで こそっと触れて、
みんなも海外から見た独特の日本を見たくなった時にプレイしてほしい。
まず最初に触れるのは東京が舞台となっている
インディーズ系FPSのMob Ties Tokyo・・・と言いたいのだが、
東京の要素が名前以外に全然無いのでカットさせて頂く。
なので、まずは前回紹介したばかりで何だがモダンコンバット・ブラックアウト。
紹介した記事の最後に軽く触れたが、ストーリーモードでは東京が舞台の1つなのだ。
しかもストーリー全体の半分近くを占めるFPSとしてはレアケースな使われっぷり。
普通はどこの国・・・とは言い難いが、
銃社会じゃない日本がFPSの舞台になることは滅多にない。
まず、その記事の最後に触れたコレ。
一見ふざけた店に見えるが、野郎ラーメンという店は
ラーメン二郎をインスパイアしている実在する店。看板は全然違う。
ちゃんとロケハンした成果なのか、
それともたまたま適当に作ったら本当にあったのか、
どっちのパターンかは全くわからない。
他にも このような店を見つけた。
検索しても見つからなかったが、これも恐らく実在する店だろう。
ラクダの背中というナウなヤングにバカウケしていそうな名前なので、
無いはずが無い。無かったら現実のほうが間違えている。
日本は世界的に見て治安の良さから優しい国と呼ぶ人も多い。
その優しさは自動販売機にも表れている。
横から見ただけで何の自動販売機か一目で わかるだろう。
と思いきや、実はタバコの自動販売機だ。
日本人の多くは優しくても全員が優しいわけではないという
現実的な思想を詰めているに違いない。深い。
ニコニコうどんなる うどん店も発見。
ムシャムシャという うどんを食べている音として判断すべきか悩むが、
こちらもネット検索して引っかからなかった。
シンプルに考えて、ニコニコ動画を眺めながら うどんが食べられる店だろう。
経営者が少しどころじゃない変わり者なのか、
あまりにも近すぎるチェーン展開をしている。
チェーン店の多さといえば疾風も外せない。
東京ステージの各所に存在する。本当に各所に存在しすぎるため、
看板しかなかったり、適当な机が1つしかない建物にも看板がついてたりする。
おそらく、ニコニコうどん以上にチェーン展開をしていたのだが、
店舗間隔のことを考えずに展開した結果、閉店したところが多かったのだろう。
まさに現実だ。
スナイパーライフルを持って味方を援護するところでは
『ゲーム 大人気!』なる適当すぎる看板や
『レストランさん』という初見は一瞬素で
「何故さん付け・・・?」と悩んでしまった看板などがある。
東京の銀行は猫がイメージキャラクターとなっている点も見逃せない。
東京では市場と見間違えてしまうような
野ざらしのラーメン店があるのも忘れてはならない。
箱の中を覗いても果物しかなかったが、
東京では果物もラーメンの1つと扱われているのだろう。
いつか東京へ行く前に予習しておいてよかった。
いざというとき、知らなくて恥をかくことが1つ減った。
東京には数多くのゲーム屋も存在するため、
モダンコンバットにも こうして登場する。
実名店舗は大人の事情で使えなかったが、これはたぶんGEOだろう。
ストーリーモードではGEOの店でガンナードローンに襲われるのは、
製作スタッフの実体験によるものだろう。
もしくは、強盗防止に こうしたものを置いているという取材の成果かもしれない。
なんにせよ、東京のGEOで万引きは ご法度だ。
ドローンなので空から追尾してくるため、逃げることはできない。
次に触れるゲームは、現代から30~40年後が舞台のNEOTOKYO。
steamで絶賛基本無料配信中だが、1回も対戦できた試しがない。
なお、日本語は非対応。「日本を舞台にしたゲームなのに何故?」
と思われるが、海外での軍事活動を行うべく日本国憲法の改正に乗り出すも失敗。
それを受けて陸上自衛隊の一部によるクーデターが勃発という
あまりにも危なすぎる設定があるからだろう。
ザ・警察官 新宿24時の流れを継いだセイギノヒーローも移植されていないが、
あちらも自衛隊がクーデターを起こして国会議事堂を占拠という
危なすぎるステージがあるからかもしれない。
NEOTOKYOをインストールするとブラウザのような
ショートカットアイコンが作られて驚いた覚えがある。
ここまでブラウザまんまのアイコンが作られるのは見たことない。
ゲームを起動しようとクリックすると、
マジでブラウザのショートカットだったことが判明する。
ゲームをインストールしてブラウザのショートカットが作られるのは これが初めてだ。
この画像を見た後、怖くなったので思わずウイルスチェックもしてしまった。
だが結論としては、Mob Ties Tokyoよりかは日本の要素があるかな・・・ってぐらい。
籠とヘリの合わせ技な独創性満点の乗り物から降りてスポーンするのと、
鳥居があったり和室っぽいところがステージになっている程度か。
遠くで『スニーカー祭り』なる看板が見えたり、
お経の一部である南無観世音菩薩の旗があったりするのは好感度が高い。
実質的にプレイするだけで徳を積めるだろう。
読者のみんなも色んなFPSをプレイして
日本ステージを見かけることがあれば、
ぜひとも背景の作りこみに注目してほしい。
そこにはきっと、わび・さびの世界が(製作者視点で)広がっているはずだ。
最後に、時代は遥か未来としか書かれていないので具体的には わからないが、
コールオブデューティ・インフィニットウォーフェアの
当時何故かバズった日本ステージ関係のツイートを貼って終わりにする。
本当なら画像を貼って ちゃんと見ていくべきかもしれないが、
面倒くさいのと はてなブログの画像容量が もったいないので、ご理解頂きたい。
協力:ますますP
これがコールオブデューティ インフィニットウォーフェアのスタッフが考えた未来の日本だ! #PS4share pic.twitter.com/rs6d06rrhL
— ボンテリP (@CooRoot) November 5, 2016
コールオブデューティインフィニットウォーフェアにある未来の日本ステージ、見所しかない #PS4share pic.twitter.com/7Yq37mxVDz
— ボンテリP (@CooRoot) November 5, 2016
未来の日本ステージ、観光してるだけで楽しい #PS4share pic.twitter.com/BzeOQmnm5P
— ボンテリP (@CooRoot) November 5, 2016