Switchのせいでやめられない止まらない名作ハクスラアクション!ディアブロ3 エターナルコレクション
ストーリーモードはクリアし、アドベンチャーモードに入門し始めたぐらいだが
まずは忘れないうちにエンディングを見て一段落ということで軽くレビュー。
アドベンチャーモードも やりこんだら追記する・・かも?
ゲーム自体は遊べる範囲が山ほどあるのでチビチビと続けていくぞ!
色んな要素と楽しさがありすぎて、
それらに触れるだけで手いっぱいな文章になってしまった・・・。
ディアブロ3は元々2012年にパソコンのゲームとして発売され、
その後プレイステーション3・4・XBOX360・XBOXoneに発売。
そして2018年の12月27日に全てのダウンロードコンテンツを収録し、
ニンテンドースイッチで発売された経緯を持つ。
スイッチではamiiboを使ったアイテムの入手やガノンドロフの衣装が追加。
プレイヤーは7種類のクラスを選んでキャラクターを作成。
クラスによってスキルや戦闘スタイルが変わってくる。
ここは一通り触った範囲なので高レベル帯は詳しくないが、
魔法使いは打たれ弱いとか明確な欠点はあっても
極端に弱い・使いづらい、あからさまな上級者向けみたいなのは無かったと思う。
ストーリーモードもアドベンチャーモードも基本的には同じ。
拠点となる場所で話を聞く(クエストを受ける)
→ワープポータルから出動
→ザコを倒しながら目的地となるダンジョンへ向かう
→ダンジョンの最深部にいるボスを倒して帰還
→拠点となる場所で話を聞く(クエストを受ける)
という流れ。ストーリーだと合間合間に
会話シーンやムービーシーンが入ったりするが、それぐらい。
アドベンチャーモードは そういったシーンを省いて
「敵が出たぞ!倒しにいってくれ!」程度の流れ。
敵を倒し、トレジャーハントとキャラの育成に特化したモード。
メインとなる部分は、キャラを操作して動き回り、
襲い掛かってくる敵をブチのめすだけ!
何も考えずダンジョンを探し、最深部に居るボスを倒せ!
画面左下を見ればなんとなくわかるが、
メニュー画面からボタン1つに それぞれスキルを割り当てて
色々な攻撃を用いることで敵を蹴散らしまくるのだ。
スキルはSPを消費したり、再使用に時間が掛かったりするものも。
ステータスや状態異常耐性を上げたり召喚技など特徴的なものもあるが、
1つのスキルあたり5つの追加効果もあり、これも自由にセットできる。
攻撃属性が変わる、追加ダメージ、消費SPが減る、使用回数が増える、
状態異常が与えられるなど、これまた非常に豊富。
メニュー画面を開けば拠点であろうがなかろうが再セッティングできるので
その場に合わせた臨機応変な対応もできる。
装備によっては特定のスキルの威力を上げられるものもある。
常時発動するパッシブスキルもレベルが上がっていけば複数つけられるので、
スキル関係だけでもカスタマイズ性は高い。
同じスキルでも使い勝手が変わるので、自分なりの組み合わせを探すもよし、
気分転換に色々試すもよし。1クラスだけでも相当な遊び方がある。
攻撃やスキルを組み合わせ、時には回避行動で敵の攻撃を抜ける。
一部の攻撃はキャンセルして回避行動にも移行可能。
攻撃・スキル・回避行動の3つしかないが、
レベルが上がっていくとスキルをセットできるボタンが増えていき、
それに伴ってバトルの幅も広がっていく仕組み。
敵の数は一度に5体ぐらい出ることもあれば、
これだけの数がブワッと出てくることもある。
己の腕と装備とスキルで蹴散らせ! 戦いは数より質だ!
敵を倒したり、道中に存在する宝箱には装備が入っていることも!
装備には様々な能力が付与されているので、
今装備しているよりも良いものを装備!
そしてまた敵をブチのめして良い装備を探し求めるのだ!
「そんなに良い装備がポンポン出るのか?」と言われると、出る。
現在装備しているものと今カーソルで選んでいる装備との
能力比較も簡単にできるのだが、見て欲しい。
右がボスを倒して拾ったものだが、左はザコを倒して拾ったものだ。
左の方には攻撃が命中するごとにライフが+1360回復
と言う とんでもない効果がついている。
このように今まで装備していたものがゴミのように見えるものが
次から次へと出てくるからトレジャーハントが止まらない。
先ほど言ったように、特定のスキルの威力を上げたりする効果もあるので
そういったものを手に入れたら使ったことがないスキルでも
「こんなにパワーアップするなら使ってみようかな」となる。
そこから新たなスキル組み合わせを試したくもなってくる。
そういう強いレア装備は出にくいが、
ボスキャラは ほぼ100%と言って良いぐらい落とすし、
なおかつ2~5個ぐらいと複数落としてくれる。
ザコも30~40分やれば1個のペースで最高レアリティのものを落とす。
確率が渋すぎると やる気は出にくいが、
あまりにも出やすすぎると装備の強さを実感する前に次の装備が出てしまう。
これぐらいのペースが丁度良く感じてくる。
拠点の施設を利用すると装備効果は1つだけ
お金を払えば変更することが出来る。
「この効果だけ全くいらないから別のに変えられたらなぁ・・・」
って時に、選択制という制限はあるが便利。
ソケットという宝石を はめ込んで特殊効果を取り外したり、
有料で鍛冶屋にランダムに魔法効果のついた装備を作ってもらえるので
運がない人でも強い装備を作り出せる構造になっている。
『リフト』という、中にいる敵を倒すことでゲージが増え、
最大まで溜まるとボスが出現し、倒すと報酬が得られるミニダンジョンもある。
インターフェース面も親切で、
目的のダンジョンがどこかマップを歩き回ることになるが、
目的地が一度でも画面内に入ったら黄色い円で教えてくれるので
どこが目的地か わからないままブラブラすることもない。
逆に目的地は わかったが、少しでも多くトレジャーハントするため
目的地と関係ないダンジョンを潜るってことも可能。
ダンジョンには点々と拠点と繋がる
チェックポイント的なワープ場所もあるので一段落つきやすいし、
チェックポイント関係なく拠点へ戻りたい時は
何のアイテムも消費せず基本システムの1つに
拠点へのワープがあるので簡単に戻れる。
ローカルでもオンラインでも4人まで遊べる。
ローカルは1つのデータに最大4人まで遊べるモードもあるし、
ジョイコン横持ち操作にも対応しているので、
オン・オフ問わず手軽に協力プレイを楽しめる環境にある。
強力なスキルを使ってもカメラがズームになったり
アングルが変わるような演出は全くなく、
一見 地味なアクションRPGに見えるかもしれない。
最終的には難易度を上げて敵を倒し、装備を漁り続けるだけだ。
だが、新しい装備を手に入れる嬉しさ。
数字だけでも強いと目で見て わかるし、
実際に使って『強くなっている』と、実感できるからこその
「キャラクターを育てる楽しさ」が詰まっている。
まさにハック&スラッシュの醍醐味だ。
さらにニンテンドースイッチ版で遊んでいるため、
場所を選ばず、少しだけ探索する ちょっぴりプレイもできてしまう。
ゲーム起動時のロードは長めだが、スタートしてからのロードは短いので
ちょっとだけ遊ぶのにも向いているし、がっつり遊ぶにもテンポを崩さない。
どんなゲームか気になる人が周りにいるなら、
ジョイコンを片方渡してすぐに協力プレイを楽しめる。
操作がシンプルなので遊びやすさは抜群だ。
ニンテンドースイッチの「いつでも、どこでも、誰とでも」が
これほどマッチしたゲームは早々ないだろう。
あえて欠点を言うなら、スリープ機能で いつでも止められるのに
「もう1プレイ!」と、止め時の見つからないゲームなところか。
深夜の2時ぐらいに寝るつもりが5時になってしまったことがあった。
少しでもハクスラアクションに興味のある人なら、
ダウンロード版で買っても全く後悔しないはず。
シンプルで、かつ深いディアブロ3に足を踏み入れよう!